074:結界を越えし魔物

 防具は、やはり在庫品だしサイズの調整が必要だった。結構小さくする方に。

 でかいやつ多すぎんだよ。


「できたら宿に伝言をいれる」


 言い合いで負けた俺に、ストンリは笑顔で追い立てるように手を振る。

 好きなように改造できるのがそんなに嬉しいかよ。

 不愛想に出ていこうとしたが、こんな時こそ年上の余裕をと笑って返すが、頬が引きつったのが分かった。


 なに、悔しがる必要はない。危うくおっぱいミサイルが出そうなデザインになる寸前で止められたんだから、俺の勝ちと言っていい。あれだ、戦闘では負けたが戦争では勝ったみたいな。

 ……結局、葉っぱは胸部に内蔵することになったけどな。

 ともかく、そんな注文という名の戦いを終えてベドロク装備店より撤退した。


 そのまま帰っても良かったが、ついでに珍しく遅くまで開いていた雑貨屋に寄り、ロウソクを補充した。

 疲れてようと夜まで活動する。俺が一人でやれる努力なんて、こんなことくらいしかないからな。南の森での経験なんて微々たるものだが、毎日続けていれば馬鹿にできないだろう。


 防具の代金は半額を支払い、受け取り時に残りの半額を支払う。一万マグ以上から、そうしているとのことだ。支払い時点でうっかり使い込んでいたら困るし正直ありがたい。後の分も忘れないようにしないとな……。


 宿に戻って荷物を置き、部屋干しのポンチョを触る。


「ぜんぜん乾いてないな」


 さっき干したばかりだから当たり前だが、出かけるなら無いと不安だ。冷たいのを我慢して着こんだ。最近は日が落ちると、少し肌寒くなってきたように思う。

 この世界にも、風邪はあるんだろうか。今のところ、怪我以外で弱ってる奴を見聞きした覚えがない。


 まあ風邪と呼ばれなくとも、体が冷えて抵抗力が落ち雑菌と熾烈な戦いを繰り広げるような状態はあるだろう。体温はあるんだし。それなりに気を付けよう。




 南の森沿いに到着すると、カピボーらを黙々と退治していく。

 最近はどうにか叫ばずにいられるようになった。防具が手に入ったら、もっと安心できるんだろうか。

 ため息が出てきた。

 安心はできるかもしれないが、気を抜いては駄目だろうな。当たり前だけど。


 それ以上に、短い時間だったがシャリテイルと行動していて痛感した。

 俺よりもはるかにレベルが高いはずの人間が、他の上位陣と一緒に戦ってさえ、高ランクの魔物から麻痺攻撃を受けて、うっかり顔面スライディングしてしまうほどの世界なんだ。


 まかり間違って俺のレベルが同等に上がったところで、覆せるどころか並ぶことすらできないだろう。


 人族補正がある限り、足を引っ張る。


 そもそも平均的な中ランクの魔物すら倒せないんだ。倍のレベルどころか、今より十レベル上げることすら無理じゃないかと不安になり始めてるってのに。

 悲観ってほどではないが、もう十分にへこんだし、これが現実だと受け入れた。


 受け入れた上で、できることを地道にこなしていく。

 急いだところで……死んでしまったら、意味がなくなってしまう。


 まだ、あまり深く考えたくないことだけど。

 ここで、一生を過ごすことになるんならさ、何年もかけて生きることも考えなきゃならないもんな。


 まだ、この世界の奴らの価値観は理解しきれないところはあるが……こうして暮らしている内に、知りたいと思う価値観ができた。

 会った奴らから見せてもらった冒険者としての矜持。

 それを、いつかは俺も持ってみたいと思う。



 ◇



 良い天気だと、朝の淡い空を見て思い出した。

 いよいよギルド長と約束した依頼が始まるのかと思ったが、昨晩の報告時にトキメからは何も言われてない。伝言はなかったのか、忘れられていたのか。


 今からギルドへ行って相談して、いきなり仕事に入れるのか?

 依頼書を見た限りでは、そこそこ距離がありそうだった。十二件の依頼の内、ほとんど東西の森や山方面だ。

 初めは、てっきり南の森の依頼が多くなると思っていた。あの辺の連中が、真っ先に噂に飛びついたように思えたし。


 でもまあ、依頼書には簡単に書かれているだけだ。

 昨日は洞窟周辺というから外だと思っていたら中だったし、移動しながらだと気が付けば妙な場所にいるかもしれない。


 危険度は、俺にとってはどこへ行こうが変わらず高いだろうけど、やっぱ特に山は立地の悪さが問題だ。

 足を取られて尻餅をつくだけならいいが、坂から転げ落ちたら洒落にならない。


 そんなことを考えながらギルドへきたら、またトキメがいたから早速確認する。


「えっ、ギルド長は出かけているし、伝言もなし?」

「すまないね……そのようだな。なにか依頼を受けていくかい?」

「いや、ならまた明日に」


 ギルドを出て、どこへ行こうか悩みつつぶらつく。

 魔震後の翌日も、みんな普通に仕事していたから、何の悪い影響もなかったのだと思っていた。そりゃ随分と広いから、確認して情報を集めるだけでも時間はかかるだろうが……ああ、そうか。

 高ランク指定の場所なんかだと、行ける人員に限りがある。

 ギルド長が人手が足りないとぼやくのも分かる気がしてきた。


 ま、俺が心配したって仕方ない。また草刈りツアーの続きだな。今日一日あれば、南の森まで十分到達できそうだ。いや目指してもいい、いいんだけどさ。


 昨日の報酬はなくなったのだ。

 少し手元に金を戻しておかないとやばい……。


「南の森にいこうか!」


 草だけで暮らせないから、カピボー狩りって……。

 俺は子供の小遣い稼ぎ場所を荒らしていたりするんだろうか。今のところ苦情は来てないし、最近は他に行くことも多いから泣かしてないと思いたい。


 これでギリギリ生活が成り立ってるのも、おっさんのボロ宿のお陰なんだよな。

 普通の低ランク冒険者なら俺の倍は稼いでるようだし。

 そう考えると、少なくとも暮らせるだけの稼ぎが南の森だけで手に入るって、マグ採れすぎじゃないか?

 貨幣価値はどうなってるんだと疑問が湧くな。


 中ランク以降はギルドに仲介料だかを差っ引かれるらしいが、それでも十分余るほど稼げるはずだ。

 高ランクとなれば想像もつかないが、使い切れないほど貯め込んでいておかしくない。


 カイエンは、装備に金がかかると言っていたな。

 どれだけ天井知らずなんだ……。

 俺には関係のない天上人の生活だが、機会があるなら聞いてみたいところだ。

 ショック死するかもしれんが。


 マグもさ、魔物さえ出なければ、ただの役に立つ燃料なんだよな。

 まあ、魔物がいなくなったら世界中の冒険者が一斉に失業して大変なことになりそうだが。


 世界中か。

 文明の度合いから考えたら、まだ全ての場所は発見されてないんじゃないかと思える。

 パンゲア状態だったら、この大陸内ですら網羅されてなかったりしそう。

 そこまではないか。




 ぼやぼやと暇つぶしに考えごとをしつつ、南街道側から南の森へ向かう。

 看板から少し離れたところを見渡した。


 刈り始めはこの辺だったな。またちょびちょび伸び始めている。

 こいつが伸びきる前に、街を一周して戻ってきたいな。



「きゃああああっ!」



 風に草がそよぐ、気持ちの良いのどかな景色を、女性の甲高い声が引き裂いた。


 とっさに走り出してから気が付いた。

 えっ、今、街の方から聞こえた?

 魔物じゃないなら……まさか、暴漢。


 こんな犯罪とは無縁だと思っていた田舎町で、初めて感じた不安だ。酒に飲まれてぐだついてるやつくらいは居るから、魔が差したとか……。

 この街にそんな奴はいないと、どこかで信じ切っていた。

 思った以上にショックを受けながらも、柵を乗り越えて走り出そうとしたところを、別の声が遮った。



「ぬおおおおおっ!」



 野太い声だ。

 膝から力が抜けた。


「一体、なんなんだよ」


 声は小さな畜舎の一つから聞こえたようだった。

 近付くと、小屋から泥にまみれた男が走り出ていく。


「そこか!」


 足元から、べちゃりと音がして、ふと目が行った。

 男の姿に、家畜から糞でもかけられたのかと思ったが、地面もぬかるんでいる。


「こらータロウめっ。待ちなさーい!」

「おっ、俺はなにもやっていない!」


 って、この声は。


「シャリテイル。どうしてここに」


 振り返る前に、シャリテイルは追いついていた。


「出たって報告があったのよ。声はどこから?」

「そこだ。その畜舎」

「念のため武器を。注意してちょうだい」

「え、あぁ。それで、出たってなにが」


 剣を手に、そろそろと建物へと近付くシャリテイルの後を追った。


悪餓鬼わるがきビチャーチャよ!」


 なんなんですかね、それは……。




 俺たちは、問題の畜舎へと近付いた。シャリテイルが入り口の陰から、さっと中を覗く。


「やっぱり、本物ね。まったくもう! ちょっと私たちが山にかかりきりになってる間に、こんなのが出てくるなんて。南側の山までは討伐が行き届かなかったのかしら」


 誰に対してなのか、ぶつぶつと愚痴を呟いている。

 山にかかりきりって、今考えられるのは魔震後の安全確認くらいだ。

 やっぱ、まだ続いてたんだな。


「シャリテイル。その悪ガキびちゃびちゃーだかの名前は分かった」

「もう、悪餓鬼ビチャーチャよ」

「で、そいつはなんなの」

「魔物よ」


 シャリテイルは短く答えると、屋内へと踏み込んだ。


「魔物って……街の中だぞ!」


 想像はついていたが、実際にそう言われると衝撃を受け、声が高まった。

 慌ててシャリテイルに続き入り口に飛び出す。


「だって、結界を越えてるだろ」

「そう。こいつは、そういった特殊能力を持つのよ」


 暗がりから、正体の掴めない薄汚い塊が、のたりと歩み出た。


「なん、だよ……こいつ」


 シャリテイルは杖を構えはしたが、そいつが数歩出ると、同じだけ後ずさる。

 開け放した入り口から差し込んだ光の下へと塊が進み出て、曖昧に見えた姿が晒される。


 ぬらりと艶のある濃い灰色の体は、人と変わらない大きさだ。

 くびれはないが、頭部と四肢らしき切れ目はあり、着ぐるみを来た人間のようにも見える。短いし体を支えるためか広すぎて、手足というよりヒレっぽい。

 その全身から、どろりとした液体を滴らせていた。


 これまで見た魔物は、大きくとも人と変わりないほどではなかった。

 サイズがレベルに関わっているなら、どれだけ強いんだろう。


「こいつが、泥水の正体か」

「ええ、そうね」


 後ずさりながら隣に並んだシャリテイルは、真剣な様子だが、眉間にしわを寄せている。

 どうしたもんかと悩んでいるように見える。


「そんなに厄介な相手なのか」


 動きは鈍いように見えるが、急に動き出すことも考え、俺も同じく後ずさる。

 ようやく、己の置かれた状況が飲み込めてきた。

 皆が避難し、シャリテイルが送られるような状況。

 俺、邪魔じゃね?


「結界を破れるんだし、とんでもない魔物なんだろうな……その」


 俺も退避して邪魔しない方がいいすかねげへへ。

 なんて、情けなくて言い出せなかった。


 いや、そんなこと言ってる場合か。俺のせいで何かあったらどうする。

 もう一度、言おうとシャリテイルを横目で見たが。


「うぬー」


 表情に対して、随分と悠長な唸り声が聞こえてきた。


「あのね。きっちりと周囲の魔物を片付けていたら出ないものなの。ただ本来の出現時期は、せいぜい人手が行き渡らない繁殖期くらいなのだけど」


 以前、そんなことを聞いたな。

 結界を越える魔物について、カイエンに注意を受けた時だ。

 あの時も繁殖期だった。

 辺りが気になって見まわす。


「他の魔物は、ふつう数匹で組んでるだろ。こいつは一体なのか?」


 居るのは、建物の物陰から覗いているおっさん連中くらいだ。


「ええ一体よ。数が出ないどころか、発生すらごく稀ね。この嫌な体に適した泥が少ないせいじゃないかって話よ」


 擬態はマグが変身するもんな。

 結界を超えるために泥を集めてる?


「あの泥って、西の奥の森付近にある沼地のだよな」

「よく知ってたわね」

「そんな、聖質の魔素を遮るような土だったのか」

「そんな土はないと思うけど。体が崩れにくい、もちもちとした土質が好みのようよ」


 体を維持するためかよ!

 しかも物理的に遮断すりゃ通り抜けられるのかよ!

 なんだか結界のイメージが崩れてくるな……。


 そうこうしている内に、泥人形は入り口の外へ出てきた。

 俺だって冒険者だ。腹をくくれ。


「あいつを、どうする。どういった奴なんだ」

「ビチャーチャはね……」


 シャリテイルが溜息と共に吐き出した説明に、俺の気合いは掻き消えた。




 説明によると、ビチャーチャは人家に押し入り泥にまみれた体で部屋中を汚して回る、お母さん泣かせの悪いやつらしい。

 どうでもいいわ。


「追い出しゃいいんじゃ」


「なんてことをいうのよ! 簡単に言うけど掴もうにもつるっと滑るし、ぬめっとして気持ち悪いし、乾き始めるとごわごわして精神が削られるのよ!」



 いや、そう言われましても。


「なんだそんなことかと思ったわね?」

「これっぽっちも」


 シャリテイルは盛大に溜息を吐いた。


「分からないの、ことの深刻さが?」

「さっぱり」


 もちろん、魔物だっていうからには討伐しないとまずいだろうが。

 シャリテイルのいう深刻さが、よく理解できない。

 わざとらしく片手をこめかみに当ててるが、なんか律儀に説明しだしたぞ。


「私たち冒険者のように、鍛えて身体水準が上昇しているならともかく、一般の奥様方にそんなマグ量があるわけないでしょう?」


 身体水準が上昇って、もしかしてレベルのことをそんな風に理解しているのか?

 じゃあマグを含めたステータスのようなもんも、人種による補正はあれど増加することは一般的な知識なんだな。

 まあ、鍛えりゃ筋肉がつくってのと同じ感覚と思えば、当然だろうか。


 精神が削られるって、マグを削られるって意味かよ。


「マグが底を付くと身動きできなくなるのは知ってるでしょう。進路上に倒れてしまったらどうなると思う?」

「踏まれるな」

「それくらいはいいのよ」


 いいのかよ。


「底をついた状態でさらにマグを削られると、その影響は命に関わるの」


 マグ値の低下で眩暈がしたり気絶するのは身をもって知ったが、無くなった時のことを考えたことはなかったな。

 単純に死ぬのかと思ったが、違うのか。


 昏睡状態とか、そういった感じ?

 それから命にかかわるって……ゲームで言えば、LP。


「はいはいライフポイントね」

「なによ、それ?」

「ああいや人の生命力のことだ。って、やっぱり下手したら死ぬのか」


 呆れたような半目の視線が痛い。


「ようやく、分かったみたいね」


 回りくどいんだよ。

 結局ずれた説明だったが、物理的な攻撃は仕掛けてこないような言い方だった。


「人のマグを吸う魔物ってことでいいんだな?」

「人だけじゃないわよ。未来のお肉からもなの。だから、本当に困るのよね」


 言い方はスルーするとして。


「結界を越えて、生けるもの全てからマグを喰らう魔物ってことだよな……」


 説明の仕方のせいで気が抜けるが、おおごとなのは分かった。




 シャリテイルがちんたらと説明を続けていた理由も、理解できた。

 話しながらも、俺達は歩み寄るビチャーチャから後ずさっていた。

 向かうは結界柵。

 何カ所か扉のようになっている場所へと向かっている。


「で、結局、どうするんだ。倒さずこのまま外まで連れていくのか」


 それとも、倒せないのか?

 そこが不安だった。


「大きなドロドロの塊なのよ? ここで弾けたらどうなると思う」


 大惨事だな。


「じゃ、柵の外まで連れて行って倒すと」

「嫌よ。汚れちゃうし」


 そんな理由かよ。


「なんてね。見栄をはっちゃった……倒せないのよね、私じゃ」


 驚いてシャリテイルを見ると、バツが悪そうな笑顔を浮かべていた。

 マジで?


 そんなに、難敵なのか。

 ただの泥団子にしか見えないのに。


「強いというか、硬い?」

「そうね、妙な弾力があるんだけど、泥のせいもあるかな。殴っても、つるって滑っちゃうのよ」


 困るのよねぇと溜息をついているシャリテイルの苦悩は本物のようだ。

 確かに、聞く限りでは、もどかしい相手だ。


「でも、倒さないとまた来るよな?」

「どうにか森の中まで押しとどめるわ。多分、その頃には高ランクの誰かが来てくれるはずよ」


 高ランクの奴らで、ようやく倒せる魔物ってことか。


「何か特殊な技能なら倒せるってやつ?」

「そうね。力かしら。カイエンなら剣でバシーンで一撃ね」


 物理かよ。


「なるほど……時間が稼げればいいんだな」

「そういうこと」


 外に誘導すればいいだけなら、この遅さでもそう時間はかからないだろう。

 帰りたくなってきた気持ちを抑えて、魔物の挙動に集中する。



 要は、マグが食われるから迂闊に触れないが、触らなければどうということのない魔物って認識でいいんだよな。


 そういうことにして状況を見る。

 高ランク冒険者だけが倒せる魔物だというのに、気が抜けそうなのをこらえて深刻な気持ちを保たねばならない。

 なんて手ごわい相手だ。


 得体の知れん粘液まみれの泥で部屋のものは台無しの魔物か。

 たしかに、日常で使う物の一つ一つは大したことなくても、一気に汚れる数が多ければ被害はでかいな。

 それもだが、肉だ。そっちが大問題だ。


 それに、この泥人形のまま倒すことができたら、利用価値も色々とありそうで悔やまれる。


「どうにか出来ればいいのにな……」


 ふと隣を見ると、俺を微笑ましく見る目と合った。

 シャリテイルがすると、なにか裏がありそうな目だ。


「タロウも、住人の生活まで気にかける余裕ができたのねって。どうしようもなくみみっちくてスットコドッコイなところもあるけど」


 みみっちい以下は余計だ。

 なんでそんな感想がでるんだよ。


「触らなければ大丈夫とはいえ、一応は危険な魔物なのよ。まだ低ランクなのに、そこまで真面目に考えてくれるなんて意外に思ったの」

「なおさらだろう。そりゃ、対策できるなら出来ないかと考えるさ……」


 視線をビチャーチャに向けるふりで、そっと視線をシャリテイルから外す。俺がどうにか出来ればと思ったのは、人の安全の方じゃない。

 そう危険さえないと分かれば、美女の水着で泥レス大会なんかに有効活用できそうな泥具合なのにと思うと無念だったのだ。

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