第四回 New World Note
- 1 -
パニックになった「Beat Boots」会場は即刻閉鎖され、スタッフの通報により警察がやってきた。が、呆気なく帰って行った。
出入りの激しい会場の薄暗いフロアで確固たるモノが見つけられなかったからだ。
薄暗らがりの中でもはっきり確認できたゴシック衣装の女が、防犯カメラに映っていない。死角になっていたわけではない。映るはずの場所に女の姿だけない。圭士は、はっきりと目で見ていたはずなのに。それどころか、ヴォーカル姫宮が男に抱えられて会場を出て行く姿も映っていない。
そう証言した圭士を警察は渋い顔で見ていた。何度映像を確認しても警察の顔色は変わらない。これ以上圭士が説明しても、逆に自分の歩が悪くなりそうだったのでやめた。
現場での事情聴取後、圭士は「Beat Boots」のビル裏でLittle Storiesのメンバーが出てくるのを待っていた。表通りほど街灯はなく、時たま通りを吹き抜ける風が悲しく冷たい。連れ去られた中村がこの今何を思っているか想像つかないが、きっとそんな感じだろうと圭士は思っていた。
ある種の興奮状態から覚め、落ち着いて考えてみても、ライブ会場で起きたことに変化はない。意図的に圭士や会場にいた観客全員の脳に、偽の記憶でもはめ込まれていたのなら別だ。
でも、それは有り得ないと、圭士は何度も何度も状況を思い返す。誰かに脳をいじられた記憶もないのに……。
いや、いじられた記憶もなかったことにされているのか……。もし、それが可能であればもうお手上げだ。
「はぁー」
圭士はため息を一つして、天を仰ぐ。ビルに挟まれた天はただ黒い。まるで闇への入り口のよう。どこまで続いているのかわからない。吸い込まれたら、二度と出てこられない。中村は、その闇の中に連れ去られ、闇の恐怖と冷たさに震えているのだろうか。
そんな闇を破るように通用口のドアが開いた。
「あ、深和さん。ここにおられましたか、よかった」
出て来たのは古井だった。他のメンバーは出てこない。
「もう大丈夫なんですか?」
「すぐに戻らなきゃいけないんですけど。これ、兄のやっているブラック・ローズのバーの住所です」
古井は住所の書かれたメモ帳を圭士に手渡す。
「わざわざこれを……。じゃぁ、一緒には……」
「そうですね。この状況ではちょっと……。もし、兄に話を聞くなら土・日は避けてください。混んでいると思うので。月曜日の午後4時から一時間くらいなら、お店休みですが、入ることができます。知られない話をする時、兄はいつもそうしているので、その時間に行ってみてください。兄には一報入れておくので」
「わざわざすみません」
「せっかくお越しいただいたのに、こんなことになって申し訳ない。ただ……」
古井はそこまで言って、言葉を切り、表情から笑顔を消した。そして、
「姫宮のことは、忘れてください。決して追おうなんて思わないでほしい。追うなら、作者だけにしたほうがいい」
古井の顔に影が差す。
「それはどういう意味ですか? 何の手掛かりのないこの状況から、姫宮を追うのは到底無理です。あの連中のことを何か知っているんですか?」
「詳しくは知らない。でも、これで4回目なんだ」
「4回目?」
何が4回目というのだ。圭士は「4」にまつわる事柄を頭の中で考えた。出雲編、ロボット編、ハワイ編、ブラック・ローズ編。4つ目の章を指しているのか。それを考えている最中にもう一つ「4」が浮かんだ。
--四代目
--四回の入れ替わり
「まさか」
「歴代の姫宮は、何らかの形で行方をくらましている。前の三人は、突然連絡が取れなくなってしまった。けど、今回は唐突であからさま過ぎる。四代目姫宮にとって、まだ最初の活動なのに」
きっぱりと話す古井に、圭士は違和感を覚えた。
「その言い方、やっばり連れ去った人たちを知っているような口振りですよ」
古井はしまったという顔をして、一瞬固まったように見えた。圭士は、ここでもう一押しすれば、まだ何か知っていることを話してくれるだろうと意気込んだ。
「Little Storiesの姫宮となった人たちは、あの連中に連れて行かれることをどこかで薄々気づいていたんじゃないですか? 古井さん」
迫られたように、古井は圭士からわずかに体を引いた。そして、目が合った。
古井の目に動揺の文字が表れているかと予想していたが、一寸のブレのない恐怖すら与える強い目をしていた。その目を見て、逆に圭士が動揺するほどだ。
「深和さん。次の忠告はない。これが最後です。決して姫宮を負わないでください。悪いことは言わない。追うなら、作者だけにしてほしい。最悪、あなたの人生、命に関わってくるかもしれませんから……」
古井は最初のみ凄みを利かせていたが、最後は圭士の身を案じて、祈りを捧げるようだった。そういうだけで、別れの言葉はなく、静かに通用口のドアを開けて中に入ってしまった。
人の人生を変えようとは思わない。目の前の人一人すら止めることもできない圭士。
連れ去られた姫宮の時ほど唐突な出来事ではないのに、背を向けた古井の肩すらつかむことができなかった。
一人残された圭士。闇の間の、ビルの間でしばらくその場から動くことができなかった。
「命を落とすかもしれないからやめろって? あなたは何を知っているんだ。姫宮がどうなってもいいのか。何で俺は何も知らないんだ……」
行き場のない混ぜこぜ色の気持ちを拳で握りしめて、ただ硬いビルの壁をひと叩きするしかなかった。
- 2 -
翌日の日曜日は、部屋から出る気にはなれなかった。古井の兄と会うのは月曜日。
この数日で起きた出来事の大きさに、圭士は考えがまとめられずにいた。真相が全く見えずに。
Supertailが終わり、その登場人物の名を語ったバンドメンバーがいて、そのライブで姫宮なるヴォーカリストが目の前で連れ去られた。おおよそ何かを知る古井からは、何も聞き出せず、古井の兄に会いに行く予定でいる圭士。
「あー、流されているな。姫宮を追うわけでもなく、手渡された住所に向かおうとしている俺。ここ最近で決断したことといえば、会社を辞めることくらいだ。俺としては立派な決断だな」
Supertailのコピー用紙は部屋一面にひっくり返り、ベッドに腰掛けていた圭士は寝転んだ。ふっと横を見ると、物語がコピーされた紙。ちょうどそこに書かれていた場面は、出雲編で刃隠零士がさらわれたことを知った登場人物たちが、何の疑問も、日常への葛藤もなく、零士を助けに行こうと決意を固めているところだ。大人に止められようとも、仲間と知恵を出し合い、難敵を倒して進んで行く。
作者も少しは登場人物を悩ませた方がいいと思うぞ。
何かやるにしても腰をあげるには重くなり、足には根が張る始末。圭士は物語とわかっていても、そんなSupertailの登場人物に憧れてしまう。
何度も、今生きる世界が物語の世界であれば、どんなに楽しいだろうか。
夢なんか見るもんじゃない、と一蹴されそうだ。
--そう? 素敵じゃない。私もDestiny begins to move. の波に乗ってみたいし。
昨日、Beat Bootsの楽屋での柳の発言が、世間体おきまりの文句を蹴り飛ばしてくれる。気持ちはそうでありたい。けれど。
「それならもう俺は波になっているのか……。力なく流されてな……」
- 3 -
ビルの一階、黒に近い赤の板張りがシックで趣ある落ち着いた大人の店構えに見せる。入り口ドア上部に、一枚板の看板が設置されていた。そこには、薔薇の花の輪郭を模ったカクテルグラスかワイングラス。そこから伸びる棘の枝が、「Black Rose」の文字を離さないように絡みついている。
一度、黒薔薇のエキスを吸ったら客は離さないとでも言っているように思える。と、同時に昨夜のゴシック衣装の女を思い出した。棘の鞭を持って、その鞭で姫宮を巻き締める姿が……。
一体何者なのだろうか。反社会的組織か。で、あれば自分の命も惜しくなるな。
ちょうど午後4時。わずか一分が過ぎた。店のドアには、closeの札がかけられていたが、ドアの磨りガラスからほんのり中の光が見える。ドアノブをゆっくり回すと、ドアが開いた。
古井が連絡をしておいてくれたのだろう。
「失礼します」
店に入るというだけなのに、自然に圭士の口から発せられた。
店の中も外観から想像を裏切らない期待以上の内装だった。数百年前の西洋、それも高貴の場を思わせる時代にタイムスリップしたようだ。
カウンターに、テーブル席、奥の壁に人一人通れるくらいの隙間があり、個室への出入り口のようである。すべての照明はついておらず薄暗い。しかし、カウンター奥の棚に並べられた酒瓶に夕日が反射して眩しい。また瓶の数には驚かさられるほどだ。きらびやかに、どれも値段が高く見えてしまう。
「やぁ、いらっしゃい。諒から話は聞いてる。あ、諒は弟ね。俺は、龍。古井龍ね」
カウンター袖から出てきた龍は、この店の雰囲気には合わないラフな服装だった。
「あ、ごめんね。今日、お店休みだからこんな格好でね。営業の時は、ちゃんと決めているから」
圭士が呆気にとられていると、心を見透かしたように疑問に答える諒の兄。人を見る目は諒とさほど変わらないが、兄の方が口調にも暖かみを感じる。
「龍さん、お休みのところ申し訳ありません。弟さんのところにも突然顔を出してしまって、今日も急なお願いにも関わらず」
「いやいや、いいのよ。まぁ、立ち話もなんだし、座ってよ」
と、カウンター席へ圭士を誘導する。
龍はカウンターの中へ入ると、カクテルグラスを4つ並べた。そして、圭士が注文もしていないのに、後ろの棚から瓶を選び出す龍。
「作者のことを話してくれって、諒から言われたんだけど、Supertailのことで合ってる?」
「はい。弟さんは、お兄さんがこのバーの名前で4年前からやってると言ってました。最近スタートした新章がブラック・ローズ編ということもあって、作者に近しいのかと」
「んー、そうだねー」
龍は、棚から選んだいくつかの酒をシェイカーに、長年の勘で適当に注ぎ込んでいく。
「たぶん、作者に近い方だと思うよ。作者の正体までは知らないけど」
「なぜ、お店にブラック・ローズという言葉をつけたんですか?」
「知りたい?」
含み笑みを見せる龍。圭士は、彼が悪い人ではないと接し方でわかってはいたが、シェイカーを説明なしに振る姿を見ていると、金銭要求があるのではないかと考えてしまう。情報も商品になる時代ではあるが……。
「それは、まぁ……」
軽めの返答をした圭士。
「もう、遠慮がちだな。欲しいモノは欲しいと最初に主張しておかないと、あとになったら手遅れになる時もあるんだから。まっ、とは言っても普段はやすやすと教えたりはしないんだけど、なーんか雲行きが怪しくなってきてるから、俺は君に色々頑張って欲しいのよ」
「そ、それはどうも。でも、雲行きが怪しいってなんですか?」
龍は一つ目のグラスにシェイカーのカクテルを注ぎ込む。蛍光色の緑色に光る液体。オリジナルカクテルなのだろうか。龍は、また次のカクテル作りに取りかかる。
「怪しい雲を晴らせる男かどうか見極めるのは、あとにして……。作者へのヒントになるのかわからないけど、まずこの店の名前ブラック・ローズだけど。店を始める4年前から知っていた言葉。当然、好きな物語だったから拝借させてもらった。というよりね、新章ブラック・ローズ編を4年前から知っていたという方が正確だな、うん」
シェイカーを振る音が店内に響き渡る。一定のリズムに合わせて圭士の頭の中では、なぜだ、なぜだ、なぜだ……と、疑問が繰り返される。
「なぜ、それを知っていたのですか? あなたが作者でなければ」
「よく考えてごらんよ。コピー用紙を回すスピードがコントロールされていたとしたら」
馬鹿な。考えもしなかった。配布スピードが制御されているなんて。
圭士は言葉を失った。
「予想もしていなかったという表情だね」
「はい、その通りです。読者は、Supertailのルールをしっかり守っているものだと思ってました」
「そこは俺も同意だよ。みんなルール守ってすごいよね。俺は、あらかじめコピーを配るタイミングを指示されていたんだ。どういう理由かは知らない。それを指示していた
「えっ。じゃぁ、4年前にはSupertailは終わっていたってこと……」
「4年前なのか。もっと前に終わっていたのかもしれないけど、そこまで俺はわからない」
「その日影さんでしたっけ。その人は……」
「日影遊人は、幼馴染。ガキの頃から知ってる。そいつが4年前に、ハワイ編のコピーと新章の冒頭部分だけのコピーを持ってきた。それ以来、遊人とは会っていない。遊人は、作者を確かに知っているようだったけど、教えてはくれなかった」
いつの間にかカクテルは三つ目まで出来上がっていた。一つ目の緑色に続き、二つ目は真っ白とまではいかないが少し灰色がかったカクテル。甘いのか、そうじゃないのか想像がつかない。三つ目は、色が二層に分かれ、上が白色で下半分が赤。カタカナでレッドとはっきり形容するにふさわしいほどだ。
龍は4つ目を作り出す。
「その日影さんは連絡を取ることはできますか?」
「いつだったか電話をかけてみたが繋がらなかった。コピーの終わりが見えてくるから続きの用意をしてもらえないかと」
「じゃぁ……」
「結局、Supertailは終わってしまった」
「日影さんの足どりもつかめず、作者も探せずか……」
「まぁ、気を落とさないでよ。面白い話というか、俺の中で一つ仮説があるんだ」
龍は子供のように場を楽しんでいるような笑顔で、シェイカーを振る。そして、4つ目のグラスに出来上がったカクテルを注ぎ込む。銀のシェイカーからどんな色が生まれてくるのかと思ったら、闇のような黒の液体。何を混ぜたら、そんな色になるのだろうか。しかし、下から昇る細かな気泡が宇宙の星々のように視線を引き込んでいく。
「……仮説ですか」
4つ目のカクテルに目を奪われ、慌てて視線を龍に戻した。
「記憶の中の絆は失われる、と書き込まれた最後のコピー用紙があるだろ。そのメッセージが書かれていたのは、ノートのどちら側か覚えているかい?」
圭士は、記憶を遡ると同時に天井を見上げる。天井も赤みのある黒の板が張られている。そこにコピー用紙の記憶が蘇る。
「右側です」
「家に帰ったら確かめてみるといい。その右側のページに、裏側に書かれた文字が薄っすら写って見えるはずだ」
「ええっ!」
今、Supertailのコピーがないのがとても悔しい。何度コピーされて、自分のところに来たかわからないが、ノートの裏側まで意識したことがなかった。
「つまり、次のページにも続きが書かれているんだ」
「続きが存在するということですか」
圭士はカンンターに肘をつき、前のめりになる。失っていた胸の鼓動が蘇った。
「俺の推測だけど、記憶の中の絆は失われるとはノートがなくなったって、ことだと思っている。あのメッセージは、ノートに書かれたものではなく、コピー用紙に書かれてからコピーされたものだ」
新しい展開に興奮を覚えた圭士だったが、頭は冷静だった。
「もし、そうだとしたら、やっばりSupertail自体成立しない可能性も……」
「んまぁ、その考えはある種、読者の中ではタブーだけど。見て見ないふりをするから、この歳月まで読み継がれてきたんだと思うよ」
コピー用紙で出回ること。オリジナルがわからないことだ。誰でも継ぎ足しができてしまう。字体を真似るなりすれば可能だ。誰かが言葉を継ぎ足してコピー用紙を回せば、別の物語になっている可能性もある。
その考えが圭士の腹に落ちると、高鳴っていた鼓動も静まっていった。
「だからさ、そんなに気を落とさないでよ。俺はSupertailの続きはあると思っている。ノートには絶対続きがある。Supertailの新世界は存在している。俺は、そのノートをNew World Noteと呼んでいる」
「New World Note……新しい世界のノート」
notebookという方が英語では正式なのだろうが、Supertail界隈では通じるか。
「NWN。通称
パンと龍は両手を打った。
圭士は思考を現実に強制的に戻された。
「今日はもう時間がない。話せることはあと一つ。ここに用意した4つのカクテルから好きなものを選んでよ。選んだものについて、一つ話をしよう。さぁ、選んで……」
そういうことか。さっき怪しい雲を晴らせるか見極めると言っていたがこれのことか。選ばされている感じが、どうもDestiny begins to move. の波に乗っていない気がする。流されているな。
しかし、龍は、さぁさぁと腕時計のない腕を指差し、早く選べと急かす。
緑・灰・紅白・黒のカクテル。
圭士はそのうちの一つに手を伸ばし、グラスを持ち上げた。
「これにします」
「では、グイっとどうぞ」
龍は手をクイッと傾け、飲んでと促す。
グラスに口をつける。一瞬、もし猛毒でも盛られていたとしても、恨まないという良心があることを誓い、いっきにカクテルを飲み込んだ。
カクテルの色に反して、甘く、その中に点々と柑橘の刺激が主張してきて、炭酸が口の中をくすぐってくる。なんとも面白い。可愛らしい花火が弾けるようだ。
「選んだのは、ブラック・ゴースト。うちのオリジナルカクテル。そして、それを選んだ君の運命は動き始めているね。運命をつかむ力があるね、君は」
龍は嬉しそうに、一枚の名刺を出した。
「よければこの人に会ってみるといい。作者に近づけるかもしれない。Supertailを独自に追っている編集者だ。何度か店に来てね、話もした」
そう言って龍は話を一方的に打ち切った。
一つの話とはこれだけ。ただ、名刺を渡されただけだった。
ここに来てもたらい回しにされているようだ。この編集者に会いに行っても、同じような展開が想定できる。
それでも、他の三つのカクテルを選んでいれば、その名刺は渡さなかったと言っていた。あの4つの中で、選ぶべき一つを選んだと、龍は念を押すように言った。
だからといって、自分がDestiny begins to move. の波に乗っているようには思えない。
他の三つのカクテルは、出雲編・ロボット編・ハワイ編にちなんだカクテルらしい。どれがそうかとまでは説明はない。今度、店に行けばわかるだろう。
New World Noteか。続きがあるのなら、ぜひとも読みたい。
ノートの存在が危うくなっていたとは。
それに姫宮の誘拐事件もある。
全部繋がっているのか。
どうなっている。
いろいろ、起こりすぎだろ。
バー「Black Rose」を出ると、日も傾き、周囲の店々にも照明がつけられて夕日と混ざり合う。そして、急速に現れる暗闇とも混ざり合っていった。
「深和さん」
その中で圭士は、聞き覚えのある声を聞いた。
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