太陽のように、笑って

作者 紫藤 咲

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★★★ Excellent!!!

お弁当は永遠だ。早起きしてお弁当をつくる理由。それはただひとつだけ。そんなワクワクした気持ちを思い出しました。そして、夜中に台所から聞こえる、ガスコンロがカチャカチャいう音、包丁の音、お皿を落としたりする音、ガスストーブがつけられたりする音……。扉の隙間から差すあかりに、子供たちは穏やかな夢をみる。

そんなお弁当をつぎは作りたいと感じさせていただきました。ありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

母が作ってくれた「私史上最高のパンケーキ」を再現し、恋人に食べてもらおうと試行錯誤を繰り返すが・・・

何かが違う。

作り方も材料も同じ、一体何が違うのか・・・何が足りないのか・・・

決して難しくはない、しかし、うっかりすると忘れてしまいそうな事・・・

その「足りないもの」がプラスされパンケーキは、作る人も、そして食べる人も笑顔にした。

★★★ Excellent!!!

物語途中から、ついつい子を持つ母の視点で読んでしまいました。
家事が苦手でも一番大事なことを忘れなかった母、そしてそれを幼いながらに感じていた娘。心が焼きたてパンケーキのようにほかほか温かくなります。
お弁当って愛情の鏡なんですよね。

★★★ Excellent!!!

「想い出補正」なんて言葉がありますが、その言葉だけでは収まらないほどのキラキラと輝く優しい隠し味が入っているのでしょう。


作中に出てくるパンケーキのような、そんな優しさに満ち溢れる作品でした。

★★★ Excellent!!!

仕事ばかりで母親らしくない彼女のお母さん。でも、パンケーキだけは特別だった。
どうしてあれと同じ味にならないの!?首をひねる彼女がかわいらしいです。

お母さんは子供にとってはすごい魔法使いですね。

ふと母の笑顔が思い浮かびました。電話してみようかな。

★★★ Excellent!!!

かつて母が作ってくれたパンケーキを再現したい。
作り方も、材料も全く同じ。
でもなぜか同じ味に辿り着けない。

かつての母が作ってくれたものと、今作ろうとしているもの。何が違うんだろうか。

きっと、料理はそれが大事。
それがなかったら、単なるお腹を満たすだけのものになる。それが入っているから、美味しいって思えるんだろうな。

★★★ Excellent!!!

「あの時の味」を再現するために、猛然とパンケーキを作る女の子と、それを見守る彼のお話。

「最高に美味しい」ってこういうことだよね!
と読後にはあなたもうなづいてしまうはずです🎶



★★★ Excellent!!!

人間の舌はけっこう曖昧なもので。
料理そのものだけではなく、その場、その時の味っていうのがあるので、後から思い出の味を再現しようとしても、なかなかできない。

それを再現しようと躍起になる彼女と、それを少し冷めた目で見つめる彼。
ただ、ちゃんと秘訣はあって……。

シロップをかけなくても甘い、素敵なラストが待ち受けています。

★★★ Excellent!!!

給食だとか、おふくろの味だとか、思い出の中にある美味しい味は再現できるのだろうか。昔美味しかったと思うものを口にして「こんな味だったかなあ……」と感じることはないだろうか。そこには何が足らないのだろう。今の自分はいつだって変化しているから、その違い? 単に"あの頃"を美化しているのだろうか。その疑問は、この話を読んで欲しいと思う。最近、誰かに何か作ってもらったことなんてないから……とてもうらやましいな。

★★★ Excellent!!!

記憶の中にある、忘れられない味。
そういうのって誰にでもありますよね。そして、食材や調味料を似せてもなかなか同じようにならないことも。

可愛らしいお話だなと思いました。

★★★ Excellent!!!

どうしても、「あの味」が食べたい!
どうしても、「あの味」じゃなくちゃダメ!

っていう食べ物って、ありますよね?
味覚の記憶は、なかなか消えないものでもあります。

さて本作。

カップルの女の子が、いきなり頭をヒネっています。
このヒネる様子が、まずもってかわいい。
それを見守る彼氏も、多少ハラハラしつつ
優しいまなざしを向けていて……。

と、内容はここまででいいでしょう。

パンケーキの優しい味にくるまれた
とっても優しい物語です。