太陽のように、笑って

作者 紫藤 咲

79

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★★★ Excellent!!!

美味しいパンケーキの秘密は、当たり前だけど忘れがちなアレ。
『甘く美味しい料理』が、食べた人を通して『嬉しい喜びの気持ち』に変わる時、料理を作った人も食べた人も、きっとどちらの中にも幸せというものが生まれるのだろうなぁ。なんて温かい気持ちになれる作品でした。

★★★ Excellent!!!

母が作ってくれた「私史上最高のパンケーキ」を再現し、恋人に食べてもらおうと試行錯誤を繰り返すが・・・

何かが違う。

作り方も材料も同じ、一体何が違うのか・・・何が足りないのか・・・

決して難しくはない、しかし、うっかりすると忘れてしまいそうな事・・・

その「足りないもの」がプラスされパンケーキは、作る人も、そして食べる人も笑顔にした。

★★★ Excellent!!!

かつて母が作ってくれたパンケーキを再現したい。
作り方も、材料も全く同じ。
でもなぜか同じ味に辿り着けない。

かつての母が作ってくれたものと、今作ろうとしているもの。何が違うんだろうか。

きっと、料理はそれが大事。
それがなかったら、単なるお腹を満たすだけのものになる。それが入っているから、美味しいって思えるんだろうな。

★★★ Excellent!!!

人間の舌はけっこう曖昧なもので。
料理そのものだけではなく、その場、その時の味っていうのがあるので、後から思い出の味を再現しようとしても、なかなかできない。

それを再現しようと躍起になる彼女と、それを少し冷めた目で見つめる彼。
ただ、ちゃんと秘訣はあって……。

シロップをかけなくても甘い、素敵なラストが待ち受けています。

★★★ Excellent!!!

給食だとか、おふくろの味だとか、思い出の中にある美味しい味は再現できるのだろうか。昔美味しかったと思うものを口にして「こんな味だったかなあ……」と感じることはないだろうか。そこには何が足らないのだろう。今の自分はいつだって変化しているから、その違い? 単に"あの頃"を美化しているのだろうか。その疑問は、この話を読んで欲しいと思う。最近、誰かに何か作ってもらったことなんてないから……とてもうらやましいな。

★★★ Excellent!!!

どうしても、「あの味」が食べたい!
どうしても、「あの味」じゃなくちゃダメ!

っていう食べ物って、ありますよね?
味覚の記憶は、なかなか消えないものでもあります。

さて本作。

カップルの女の子が、いきなり頭をヒネっています。
このヒネる様子が、まずもってかわいい。
それを見守る彼氏も、多少ハラハラしつつ
優しいまなざしを向けていて……。

と、内容はここまででいいでしょう。

パンケーキの優しい味にくるまれた
とっても優しい物語です。