仲間と夏祭り
夏の
スイカに海に花火。
それに、祭りだと思う。
暗い中、
輝く屋台がずらりと並ぶあの楽しくも、
もちろん、
屋台で買う食べ物なども好きなのだが。
幼い頃の私は、
特にわたあめとお面の屋台が好きだった。
好きなアニメや
暗い上に面の
ふらふらと危なっかしい足取りになってしまう。
それで両親に
「危ないから、帰ってからね。」
と
渋々
わたあめは、
屋台の人が作っているところを
見せてもらうのが好きだった。
白くて細い糸が、
割りばしにくるくると集まって、
ふわふわと大きくなっていく。
それはまるで雲の
幼い頃は、
「このわたあめは雲の仲間で、
持っていたら空を飛べるかもしれない。」
と、
・・まあ、
残して
手のべたべたと格闘しながら食べる
なったのだが。
祭りの話の流れで、
私が自身の思い出を話すと、
仲間達に
「今と変わってないな。」
と笑われた。
「
私が
「食べ物と
今と変わらないと思ってさ。」
失礼な。
「私だって、ちゃんと成長してますよ。」
多少ムッとしながら反論していると、
「去年の祭りで、
嬉しそうにわたあめと
その言葉には、
・・カラフルな味付きのわたあめと、
出来の良くなった面が悪いんです。
「みなさんの好きな屋台は?」
私がそう
彼等は楽しそうに
「俺は、
カミツキトゲキンギョ
「俺は、
ホウデンオオガメくじだ。」
くじのワイヤーから電流が流れて来ない
タイミングを
「針
針の弾丸で、
10メートル先の0.1センチの的を狙い、
その中心に当てるのに
「俺は、火炎
炎の中で燃え盛る宝玉を、
「俺は、分裂リンゴ
2分経つと分裂するリンゴ
1分で食べきったら大きいのくれるんだ!
「謎かけ焼きイカかな~。」
出される謎に答えられないと、
イカが逃げちゃうんだよね~。
「・・暴れ面屋。」
暴れて襲ってくる面を倒し、
自分の好みの面を見つける屋台だ。
「・・。」
その後、
今年も行われる彼
即答で
決して悪くないと思う。
しかし結局
「幼児用の屋台なら大丈夫だ!」
と連れて行かれ、
それでも結局危険な目に合い。
その場にいた見知らぬ幼児達に、
救出されるという
・・友達が増えました。
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