私とクイズ2
クイズです。
Q 夏といえば?
「さぁ、お答えを
「そうめん!」
「焼きナス!」
「かき氷!」
「
「アイス!」
失敗かぁ~。
もう一回!
アイスはねぇよ。
かき氷もないぞ。
「それでは、もう一度!」
Q 夏といえば?
「さぁ、もう1度お答えを
「
「カレーうどん!」
「
「パフェ!」
「アイスコーヒー!」
「水!」
残念!今度は
何でそうめん変えたんだ。
パフェもねぇよ。
誰だ水って言ったの。
「何だ?」
「
リビングに入って来た
側でウトウトしていた
その声に目が覚めた彼は、
のんびりと
私達がやっているクイズの理由を2人に説明した。
「あれは、今日の夕飯を決めてるんだよ~。」
「クイズがか?」
「そう。
メニューが思いつかないから、
『夏といえば?』
って聞いて、答えが
「また、変な事を・・。」
こっちは
10回勝負と決めていたのだが、
次がラストチャンスだ。
もし、10回で答えが合わなければ
「次がラストですよー。」
これで合わなければ、
今夜は
私の言葉に、
参加者が全員で
相談を始めた。
・・
具体的な料理名を出して相談するのは、
ルール上禁止である。
クイズをやる以上は、
それぐらい真剣にしなければ!
私は気にせず相談する参加者達を見守っていた。
「どうする?」
「料理名出したらダメなんだよな?」
「『冷たいの』とか『白いの』だと、
そうめんと
ボソボソと相談する中、
「俺に考えがある。
・・で、・・・・だ。」
おお!
それなら絶対いける!
話が
「それでは、最後の
Q 夏といえば?
「さぁ、お答えを
「いくぞ。」
「せーのっ!」
カレー!!
「おお!
おめでとうございます!
よっしゃー!
イエーイ!
やったー!
参加者達が喜ぶ中、
私は疑問に思った事を聞く。
「どうやって合わせたんですか?」
すると、
少し
「料理名を出すのは禁止だった。
・・でも
『冷たいの』や『白いの』という
だから、こう言った。」
茶色くて、
スパイスで具が
「確かに、
調理法はダメとは言いませんでした。」
「だろう?」
私はそのまま参加者全員に見送られ、
本日の買い物当番である
そんな訳で。
今日の我が家の夕飯は、
カレーとご飯とナンです。
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