炊飯器の中の宇宙

作者 吉岡梅

量子力学に対する新たな切り口

  • ★★★ Excellent!!!

この世には「観察しているものしか存在しない」。
量子力学の有名な観測量理論、というよりも、「シュレーディンガーの猫」を知らない人はいないでしょう。

炊飯器の蓋を閉めれば、そこはもはや観測不可能な世界。
すなわち、その広がりは宇宙と同じ。

私の勝手な解釈なので、吉岡さんの狙いがそこなのかどうかはわかりませんが、タイトル通り「炊飯器」という小さなものの中にある「宇宙」を、やさしいタッチで壮大に描いた大傑作だと思います。

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