第2話「鬼」

朝起きた

朝食を食べ、牛乳を飲み

歯磨きをし、顔を洗い

家を出た

通学中の電車の中で朝食のフレンチトーストがとても美味しかった事を思い出した。

電車を降り、5分歩き、学校に着く

教室に入り自分の机に座り

「ホッ」と気の抜けたようなため息を吐く

授業が終わり、お昼休み

私の嫌いなあの人がこう言った

「今から校舎の裏にジュース持って来い」

と言われた。

逆らう事はそんなにしたく無いが

ジュースは買って無かったので

とりあえず行った

行くとすぐにこう言われた

「ジュースは?」

と言われた

しかしジュースは買わなかったので

持っていない

だからとりあえず

「持って来ていないよ」

と答えた

すると嫌いなあの人達はそこにあったホースで水をかけてきた

そして制服がびしょ濡れになってしまった

私を見て笑いスマホを出し

たまたま派手だったブラジャーが制服越しに透けている私の事を写真で撮り

メッセージで学校のグループに載せた

そしてその後に

「恥ずかしがってるナルシストブスビッチだよ〜男子のみんな〜抜ぃてもぃぃんだょ〜☆

でもこんなブスじゃ抜けなぃょね〜だってぇゎたしみたぃにぃかゎぃくぅなぃもんね❤️」

と言う醜い文章を送り付けた

そう私はナルシストブスビッチと言う

家畜レベルのレッテルを貼られたのである。

そんな私の心に今、何かモヤモヤとして

イライラする正義感の様な復讐心の様な

私の心の中に潜んでいる「鬼」の感情が

出てきてしまったのである。



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