声1

「――そういうわけだから、

もう妹さんの心配はないよ」


「分かった。ありがとう、ホントに。

助かったよ」


「いいよ。

……それより、ちゃんと勝ってね?」


「もちろん」


「絶対だよ?

絶対に[仇'かたき]を取ってね?」


……仇?


「……ううん、何でもない。

それじゃ、頑張って」


電話が切れる。


と同時に、

爽が僕に訝しげな瞳を向けてきた。


「あーっと、今の電話は別に怪しいのじゃないよ。

というか、むしろいい知らせ」


「琴子を無事に助け出してくれたって」


「はぁ?」


「丸沢豊って分かる? 彼もABYSSだけれど、

高槻とは別のグループみたいな感じなんだ」


「彼が、琴子の捕まってる場所に行って、

縛られてる琴子を助けてくれたんだよ」


高槻からの電話の直後だったから警戒したけれど、

ちゃんと出ておいてよかった。


これで、心置きなく爽のために動くことができる。


「……嘘じゃないの?」


「嘘は言ってないと思う。

さっき、電話先に琴子も出してくれたし」


「それに……

ちょっと変なことも言ってたんだ」


「泣きそうな感じの真剣な声で、

『絶対に仇を取ってね』って……」


その言い方だと、まるで自分のぶんまで

頑張って欲しいみたいな印象を受ける。


丸沢も、温子さんに思い入れがあったんだろうか?


それとも、別の大切な何かを、

高槻に殺されたことがあるとか?


……まあ、後で話を聞けば分かるか。


「とにかく、僕は彼のことを信じるよ。

仮に嘘だとしても、元々琴子は捕まってたわけだしね」


「それに……琴子がどうなったとしても、

爽の作戦にも影響はないでしょ?」


「……まあ」


「そういうわけだから、急ごう。

爽の予想通り、スプリンクラーの放水も始まったし」


作戦の決行には情報共有が不可欠ということで、

爽には全容を既に聞いてある。


まるで温子さんが考えたような作戦が

爽から出て来たと思うと、複雑な気分だった。


けれど、逆に言えば、

それくらい完璧に思えた。


絶対の成功を確信しつつ、

この作戦の最終地点を目指して階段を駆け上がる。


目指す先は、

僕らが初めて出会った場所――





屋上の重い扉を開くと、

満天の星の煌めきが目に飛び込んできた。


視線を下ろせば、明け方を前に、

街が穏やかに寝息を立てている。


今夜、この場で殺人ゲームが開かれているとは

思えないほど、静かな夜だった。


その夜を照らすために、

爽が用意していた燃料に火を付ける。


……僕は最初、屋上を最終地点にするのは、

自殺行為だと思っていた。


隠れる場所はあっても、入り口が一つしかなく、

追い詰められればもう逃げようがない。


捕まったら終わりのこのゲームで、

逃げ場がないのは致命的と言っていいだろう。


けれど、この場所は学園の中で唯一、

スプリンクラーの影響がない場所でもあった。


つまり、ここだけは、

ABYSSが直接火を消しに来る必要がある。


相手が確実に来ると分かる、

待ち伏せのできる場所ということだ。


「……よし」


ABYSSにも見えるように高々と炎を育てた後、

爽は鞄の中からアルミ缶を取り出した。


中身は、先のペットボトルのような、

エタノールじゃない。


ある粉末を、

ほぼ4:1の比率で混ぜ合わせたものだ。


それに、爽が作っては何度も実験していた、

回路剥き出しの着火装置を取り付ける。


設置場所は、強烈に輝く炎と敵が相対した際、

その斜め後ろを取れるベンチの下。


アルミ缶は黒く塗って艶消ししてあるため、

相手が相当注意深くない限りは見つからないだろう。


これで、準備は完了。


後はこのまま、給水塔の影に隠れて、

ABYSSが消火に来るのを待つのみだ。


「……でも、風邪引きそうだな。これ」


スプリンクラーの放水の下にいたため、

僕も爽も濡れ鼠だった。


秋も中頃になって、

夜の気温は随分と下がっている。


風はないのが救いだけれど、

あまりここに長居はしたくなかった。


「足跡。屋上から出たように見せかけて」


「ああ、了解」


屋上から出ていったように、

僕と爽の二人ぶんの水の足跡をつける。


それから、濡れた服を絞り、

確保しておいたタオルで服の水分をできるだけ取った。


これなら、隠れる場所まで移動しても、

水が垂れてバレるようなことはないはずだ。





それから、待つこと三分ほど――


消火器を抱えて、

仮面の男が屋上へと飛び込んできた。


やはり待ち伏せを警戒してか、

男がきょろきょろと周囲を確認する。


が、僕らの足跡が入り口と炎の間にしかないことで、

屋上から出ていったと判断したらしい。


真っ直ぐに火元へ向かい、

慌ただしく消火の準備を始めた。


……彼が警戒しなかったのは当然だろう。


『生け贄はABYSSと遭遇したら終了』という

鉄則を考えれば、屋上に留まるのは考えづらい。


これまでの爽が、罠を仕掛けながら逃げ続けたのも、

そういう動きをしているという刷り込みになる。


結果、気持ち悪いくらい思惑通りに、

全ての用意が調った。


「……」


爽が目を閉じて、深呼吸する。


それから、覚悟を決めてリモコンを向け、

運命のボタンを押下した。


その五秒後、

神様が手の平を叩きつけたような轟音が木霊して――


屋上が、昼になった。


それくらいとんでもない爆発が、

爽の作った爆弾によってもたらされた。


爆弾の名前はテルミット爆弾。

その名の通り、テルミット反応を用いた爆弾だ。


仕組みは至って単純。


アルミニウムの粉末と酸化銅の粉末を、

4:1で混合して火を付けるだけ。


けれど、アルミニウムが燃焼を起こす際、

酸化銅から酸素を奪うことで、凄まじい熱が発生する。


そのテルミット反応によって生まれる高温は、

鉄さえ溶かしてしまうほどだ。


反応を密閉容器内で起こせば、

超高温の金属が撒き散らされる爆弾となる。


最大の課題だった着火に関しても、

爽は赤外線による遠隔着火装置を自作してしまった。


映研備品のDVDプレイヤーを分解し始めた時は、

一体何をするのかと思っていたけれど――


まさか、リモコンと赤外線受光部を流用して、

あんなに簡単に作れるなんて……。


首輪の無力化といい、ここまでの作戦といい、

本当に、爽には驚かされっぱなしだった。


命のかかった状況かつ短時間で、

これだけの発想が出てくること自体が信じられなかった。


恐らくは、

高槻も僕と同じ気持ちのはずだ。


そして、後悔してるに違いない。


朝霧爽を、もっと警戒しておけばよかった――と。


そんな爽が、ぼそりと何かを呟いた。


「どうしたの?」


「……生きてる」


「えっ?」


いや……まさかだろう?


二千度もあるような液体金属が、

至近距離で爆発して飛散したんだぞ?


直撃を食らえば、

もう、ABYSSがどうとかじゃない。


耐えられる生物がそもそもいないはず――


そう思っていた僕の予想を裏切って、

人間とは思えない声が聞こえてきた。


見れば、爆発の起きた場所からかなり離れた位置で、

黒ずくめの男が地面を這いずっていた。


爆発の瞬間に逃げたんだろうか?

それとも、爆発で吹き飛ばされた?


いずれにしても、右腕と右足からは黒い煙が上がり、

悶える間にちらちらと炎も見える。


命がありはするものの、

逆に生きているのが悲惨なほどの状態だった。


「とどめを刺さなきゃ」


「――は?」


何を言い出すんだと思っている間に、

爽が立ち上がった。


それから、鞄を漁ってドライバーを取り出し、

ゆっくりと男へ近寄っていく。


それに気付いた男の体が、

奇声を上げながら跳ね上がる。


陸に上がった魚がのたうつようにして、

屋上の鉄扉に体当たりし、校舎内に転がっていく。


爽もそれを追いかけて走り出す。


「あ――」


そこまで来て、

ようやく思い出した。


爽の勝敗で言えば、

まだ決着はしていない。


ABYSSか爽、どちらかが死ぬまで、

儀式は継続している。


となれば、爽はABYSSを確実に殺す以外にない。

あの、爆弾を食らって瀕死のABYSSを。


でも……本当に、

それをさせてしまっていいんだろうか?


ABYSSを殺さなければ、

爽が生還できないことは分かっている。


けれど、人を殺してしまって、

爽はそれを引きずらずに生きて行けるだろうか?


「……爽!」





爽を追って校舎内に入り、

血と墨の跡を追いかける。


さすがは超人と言うべきか、

まだ男は爽に追いつかれていないようだった。


それでも、二千度まで上がった金属が、

今なお肉を食い破って骨まで達しているはずだ。


スプリンクラーの水なんて、文字通り焼け石に水だし、

いずれは力尽きて追いつかれるだろう。


その前に、

何とかして爽を止めないと。


でも……止めてどうする?


そのまま爽が負けるのを待つのか?


爽を助けるって、決めたんじゃないのか?


「……」


いや――


分かってる。


本当はどうすればいいのかなんて、

誰に言われなくても僕自身が一番理解してる。


ただ、声を出せる気がしない。


声を出せたのなら、僕はそもそも、

こっちの世界に来ていることなんてなかった。


きっと僕には、そもそも、

そういうことをできる機能がないんだろう。


最初からできないんだから、

幾らやっても、上手く行くわけがない。


結局、爽に迷惑をかけてしまう。


「……そうだ」


放っておいても、

爽はきっとクリアする。


僕はただ、それを見ているだけだ。


僕が声を出さなければ、

爽は一生引きずる傷を負うことになるかもしれない。


あるいは、全て僕の思い込みで、

爽は傷だなんて思わないかもしれない。


確実に分かるのは、

命は助かるということだ。


それでいいじゃないか――と思った。


多くを求めちゃいけない。


僕は、僕のできる範囲のことをすればいい。


どうせ、僕には不可能なんだから――


「その不可能っつーのは、

本当に不可能だったのか?」


その時、ふいに。


「どうしても、何をやっても、

無理だったのか?」


かつて鬼塚に言われた言葉が、

頭を[過'よ]ぎった。


「だから、分かるよ。

どうしようもない相手や状況があるってのはな」


「お前がお前の判断で見捨てたっていうのも、

きっと正解の一つなんだろうよ」


「それでも、チャンスがあったなら、

簡単に諦めんな」


「もし、お前が諦めなかったら……」


そうだ。


もしも、僕が諦めなかったら――


「何かが、起こるかもしれない」


今の爽には、僕しかいないから、

他の人が助けてくれることはないけれど。


僕が、一番いい形で、

爽のことを守れる可能性はある。


「最善を尽くすっていうなら、

せいぜい頑張れよ」


「……そうだ。頑張らないと」


いつの間にか歩いていた足を、再び走らせる。


そうして、とにかく爽の後を追って――


辿り着いた先に、

朝霧爽と高槻良子の対峙が待っていた。


「念のため、部員を先に行かせたんだけど、

正解だったみたいだねぇ」


足下で呻く仮面の男を見下ろしながら、

高槻が引きつった笑いを浮かべる。


「でもまあ、素で追ってきたってことは、

これでもう罠は打ち止めだろ?」


高槻の質問に、爽は答えなかった。


余分な情報を与えない意味もあるだろうけれど、

その予想は実際、当たっていたからだ。


「ったく、お前にはやられたよ。

ここまで荒らされたのは、お前が初めてだ」


「罠の作り方とか作戦は、お前が考えたのか?

それとも、温子にでも教わったのか?」


「……あたしは温ちゃんの真似をしただけだ」


「なるほどねぇ。

物真似だとしても、大したもんだ」


「ただ、どう考えてもやり過ぎたな。

そこら辺、温子と違って下手くそなんだよお前は」


「温子に言われたりしなかったか?

真似するのは、ほどほどにしておけって」


「ぁ――」


「もし、温子が同じような状況だったら、

もう少し前の段階で交渉を持ちかけてきただろうよ」


「今後一切、関わってこないなら、

爆発は止めてやる――ってな」


「おかげで、お前はここで死ぬし、

アタシはこれから土下座行脚だ」


「ただ、お前の首があると、

土下座も捗る可能性があるんだわ」


「悪いけど、アタシのために死んでもらうぜ」


高槻が、コキコキと指を鳴らす。


その指が、瞬く間に爽の喉へとかかり――


「爽っ!!」


皮膚に食い込むよりも早く、

高槻の体を横合いから吹っ飛ばした。


「この野郎……!」


「爽、逃げろ!」


爽を背中に置いて、高槻と相対する。


“判定”――ゲラゲラという爆発的な哄笑。


その相変わらずの大きさに気圧されつつも、

爽を守るんだという意思でもって腕を構える。


「後でお前もブッ殺してやるから、

今はスッ込んでろ!」


即座に向かってくる右拳を受け流す

/カウンターで右フック――しゃがんで躱される。


ついでとばかりに飛んでくる足払いを足で止める

/アッパーを手の平で受ける――僅かな痺れ/痛み。


さらに飛んでくる肘、拳。

大振りなくせにとんでもない身のこなし。


後退しながら何とか捌くも、

反撃の隙がまるでなく、防戦一方の展開に。


ひとまず、接近戦はまずい。

何とかして距離を離さないと――


そう思った矢先に、

纏っているマントの端を掴まれ引っ張られた。


驚いて視線を向けた先には、

獰猛な高槻の笑み。


そこから飛んできた一撃は――


「いぎっ――!?」


脇腹を突き抜けたかと思うほど強烈だった。


マントが破れる/仮面が脱げる

/衝撃にごろごろと自分の体が転がる。


それでも、何とか跳ね起きて、

降ってくる高槻の足の裏から逃げ出す。


左腕が折れたかと思うほど痛いところを見るに、

先の一撃は何とかガードできていたらしい。


ただ、もう一度同じようなことをやられたら、

その時はどうなるか分からない。


それを相手も分かっているのか、

あからさまに捕まえようとしてくる。


その腕から逃げる/合間の足技をもらう。


「オラオラァ!」


執拗なロー/ロー/ロー。


完全に味を占めた高槻の攻撃に、

どんどん足下が削られていく。


この女らしい、いやらしさ。


けれど、腕への警戒を疎かにはできず、

何とか反撃しつつお茶を濁す/必死に間合いを外す。


そこに、ハイキックが唐突に飛んできた。


「っ――!?」


何とかしゃがんで躱す。


が、待ってましたとばかりのアッパーカット。


死ぬ気でガードする――

吹っ飛ばされて仰向きに倒れる。


すかさず飛んでくるトゥーキック。

跳ね起きる間もなく蹴り転がされる。


込み上げてくる吐き気/痛み。

『嘘だろう?』という思い。


これでも、今の僕は、

フォールで強化されているはずだった。


なのに、まるで歯が立たない。


同じABYSSのはずなのに。

暗殺者として育てられてきたはずなのに。


高槻良子という化け物は、

僕よりも遙かに上に行っている――


「そこでしばらく縮こまってろ」


さらなる追撃に備えてガードを固めていると、

高槻は蹴りを一発だけ放って走って行った。


恐らく、爽を追っていったんだろう。


ホッと安堵の息が零れる。


が、すぐにその安心感は、

敗北感へと塗り替わった。


時間は稼いだ。

けれど、僕の稼いだ時間は一分もない。


そんな僅かな時間で爽を助けられただなんて、

到底思えなかった。


「行かないと……」


このままだと、爽が殺される。


それが分かっているはずなのに――


「何でっ……動けないんだよ!」


足が、がくがくと震えていた。


前に一度やりあった時から思っていたけれど、

フォールで強化された今でも思う。


高槻良子は、怖い。


勝てない相手と分かっていてやり合うのが、

まさかこんなに恐ろしいとは。


けれど、わけが分からないことに、

その恐ろしい相手を“判定”は殺せると断じていた。


「嘘つき……」


殺せるのに殺せないって、

どういうことなんだよ。


僕は、爽のために人を殺す覚悟でここに来たんだ。


あんなのを殺せるんだったら、

とっくにやってる。


いや、今に限ってじゃない。

ずっと前からそうだ。


落ちこぼれと言われていた時も。

御堂の家が襲われた時も。


こっちの世界に居場所がなくて、

毎日公園に通っていた時も。


ずっとずっと、声を出そうと頑張ってきた。


なのに、それでも上手くいかなかった。

超えられない壁があった。


「どうすればいいんだよ……」


スプリンクラーの水が降り注ぐ中、

必死になって考える。


父さんはどうやって人を殺していたのか。


家族のみんなはどうやって人を殺していたのか。


ABYSSはどうやって人を殺しているのか。


「……あ」


そうして考えていった時に、

あることに思い至った。


それは、フォールの副作用。


僕の体感した限りでは、情緒が不安定になって、

人を傷つけることへの躊躇がなくなった。


鬼塚にも同じような効果が出ていた。

ABYSSの連中も同じだ。


あれがもっと強くなれば、あるいは――


「……」


そういえば、鬼塚は言っていた。


もしかすると、フォールの薬効は、

副作用のほうが本命なのかもしれないと。


「……確かに、そうかもしれないな」


他の人には頼れない。

他の何かに頼ることもできない。


今、爽を守るためには、

僕と、フォールの本命の作用が必要だ。


懐から箱を取り出す。


高槻の攻撃でひしゃげていたけれど、

何とか中身は無事であってくれた。


残りは三錠。


それを手の平に乗せてから、

深呼吸して覚悟を決める。


そして、一気に口の中に放り込み――噛み砕いた。



――瞬間、鼻から入り込んだ水流に、

頭が後方に押し流されるような感覚に襲われた。


流されたら戻ってこられないような気がして、

手を前へ伸ばし、何とかしがみついた。


それが収まると、今度は、

体が内側からのたうつように暴れ回った。


気付かないうちに、

“集中”していたのだと分かった。


その暴走にも等しい筋肉の蠕動を、

何とか制御する。


破れそうなほど強く伸縮する心臓に、

少しずつ体を慣らす。


その間に、目の前が真っ赤になり、

白くなり、黒くなった。


猛烈な多幸感が押し寄せ、

その後に全てを壊したい絶望感が打ち寄せた。


振り子のように、

心と体が正と負に揺さぶられる。


その慣性力に吹き飛ばされそうになるものの、

爽を守りたい一心で、必死になって耐えた。


そうして耐えていた時間が、

どれくらいなのかは分からない。


ただ――

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