Karma

作者 宮樹せん

12

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★★★ Excellent!!!

鬱展開ヘビーノベル、でも読みやすい。

一人称で心理描写が丁寧ですので、ブラフマーとシヴァの交流も視覚化されてとても良いです。理不尽な運命を背負わされているにも関わらず、もがきあがこうとする2人の少年。好きな構図です。
もっというとエンディングに向けての大きな歯車のような、アザミが出てくることによる強大な力に動かされていく感じがたまらないです。

逃れられない運命と、芽生える絆。絶妙なバランスでございます。

★★★ Excellent!!!

一章まで読み終わりました。「まだそこしか読んでねぇのか!」と言われそうですが、ゆっくり読みすすめます。すみません。随時書き足していきますので!

何となく『ヴァンピール』(PS1のゲームです。何で連想したのか分からない)っぽい薄暗い世界観を彷彿とさせ、有触れた村の描写に反して生々しい雰囲気が漂っています。

「生贄」という題材は作品を形作る上で非常に奥深く、人間社会の理不尽さや不条理さを色濃く映し出せる「歯車」です。

二百年前の逸話は実際ありそうな話で、そこに人柱という要素を付け足しており、何か割と東洋風な思想もプラスされてるのかな、と。
僕はそういうの詳しくないのですが、人柱とか凄く東洋風のイメージ。
でも西洋でも魔女狩りとかあったもんなぁ。
何かにつけてぶっ殺す文化はどこにでもあるのでしょうか……。

エピローグ→プロローグという構成は読み手にとって「なぜこのような結末になるのか」という疑問を遡って解き明かす効果がありますが、本作においてそれがどのように作用するか楽しみです。

二章以降も読み終えたら随時書き足していきます。無事完結に至る事を願っております!

☆二章読み終わりました!これって後から編集しても通知行くんですかね?
盲目的に神を信じる人々と、それに巻き込まれた当事者たちとの温度差。
閉鎖的なコミュニティにおいては、時として「虐げられる存在」が求められる。
それは人間として生きる以上、自分よりも下の存在がいるから自分という価値を認識できる、もしくは不満のはけ口として置いておきたがるからなのでしょうか。

まさかの二人とも何かしらの秘密を抱えた男の子と言う事で、段々「どうしてあのエピローグに繋がるのか」が見えてきましたね。

☆三章読み終わりました。「維持神」っていう単語が好き。神話系を絡めると大概厨二病という便利な単語で揶揄されがちですけど、ワードセンス… 続きを読む

★★★ Excellent!!!

詩のような冒頭から、強い描写、
少女の強い願いを、
伝えるようです・・*


過去の村での
出来事・・*

理不尽に見える、過去の出来事と
向き合う主人公の想いが、
どこか冷静な雰囲気を持ち、
切なく感じます。


新しい出会いは、驚きと
新鮮なものです。


シヴァとブラフマーの
微妙な距離は、
二人の不器用ながら、互いを想う
様子に見えて、

二人の抱える運命を想います。

近づいてゆく、相手への想い。


力を持つゆえに。

孤独な二人の出会いに
考えさせられます。


アザミの存在が、神秘的です*


そして、真実。

呼び掛ける声が、
残ります。