砂糖はいつも奪えない?

作者 黄間友香

68

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★★★ Excellent!!!

ブラウンシュガーの角砂糖、美味しいよね。
うんうん、わかるよ。
でもそれは小さい頃の思い出。
大人になってから角砂糖なんて甘すぎて……
いやいやいや、とんでもない。
このお話は角砂糖を遥かに凌駕する激甘!
甘-----------い!
虫歯にご注意ください♡

★★★ Excellent!!!


砂糖はいつも〜〜?

\奪えな〜〜い!/

と、読後にセルフ脳内コール&レスポンズをしてしまうくらいときめきました。

カフェが舞台のお話なこともあり、読んでいるとコーヒーの香りと砂糖と事態の甘みが脳内いっぱいに広がるようでした。
個人的にエドのような人物が好きなので、あとはもうときめきの殴打に身を委ねるだけでした。
作中の「人の見かけは理由があるんだと〜」という言葉が個人的にお気に入りです。

★★★ Excellent!!!

最初から最後まで濁りの無い風が吹いている作品。

キャラの置き方、会話、流れる日常、その全てが超自然体。
甘い物語だけれど、お洒落な物語でもあり、万人受けすると思います。

この作者様の他作品とは毛色が違い(他の人が書いたのかと思うくらい)作中に苦悩や狂気を落とし込んではおらず、強い主張は無いものの、読後の心に素敵な想いが広がります。そういう意味では、形を変えた作者の主張であるとも言えるかと。

振り幅も当たり外れも躁鬱も激しい黄間作品中、最も素敵な読後感を味わえたお話でした。
(江戸川乱歩も火星の運河と少年探偵団とでは振り幅が全く違うので、同じようなタイプですね)

あとがきで、痒いと言っているのは「照れ隠し」ですね(笑)

素敵な物語を創作していただいた作者様へ感謝とエールを。

★★★ Excellent!!!

あとがきを拝見すると作者様は色々思うところあるようですけれど、僕はとても面白く拝読しました。
面白いのは、細かい仕掛けが効いていたことと、それから後味の良さでしょうか。
あまり細かく書くとネタバレしちゃいそうですから書きませんが、登場人物二人の顔がしっかり頭の中で描けて、今までに拝読した作者様のお作で僕は一番好きです。

★★★ Excellent!!!

高校生の時から知っている喫茶店。角砂糖を盗み食いするのを邪魔するのはそこで働く英国紳士。

英国紳士・エドのキャラがなんと言っても素敵です。時折出てくるそのギャップにドキドキしてしまいます。

そして、彼の言葉に隠された理由には少し考えさせられてしまいました。

とはいえ、全体的に、特にラストは甘々の仕上がりでした。

★★★ Excellent!!!

 喫茶店のお砂糖。あれ、特別に美味しいですよね。
 あのお砂糖をつまむのが好きな教育実習生ムツミ。
 そして、彼女が高校生のときから足を運んでいる喫茶店のバリスタ、エド。
 ちょっと子供っぽいムツミと、オネエ言葉(真のオネエではないです)なのに紳士なエドの何気ない会話が、独特の雰囲気で「素敵」です。「面白い」というよりも「素敵」なのです。
 だんだん糖度が高くなるので、ご注意を。

★★★ Excellent!!!

この話に出てくる人たちを取り巻く環境がとてもリアルだ。
女性の元担任。空気を読めないし距離感をわかってくれない。
悪い人じゃないんだけど
付き合いたくないリアルさ。
エドの言葉にまつわる、息が苦しいような、
日本人が曖昧に濁してきたものへの問いかけ。
二人の関係のこれからはまだわからないけれど……
砂糖は甘いんだ、ということを思い出させる予感でいっぱい。
盗んだお砂糖は、格別に甘いのに違いありません。