10月16日@異世界陶芸家
今日、大勢のアルバイト希望者がやってきた。
皆、魔法使いや炎を吐ける魔物たちで、陶芸に対する興味や情熱はとても感じるものの、私の作品にふさわしい火では無い……と、諦めかけたその時。
肩からポシェットをかけた愛らしいドラゴンがやってきて、試しに炎を吐いてもらったのだが……これだ!!
その炎は、私の作品を焼くのに必要な『情熱』と『優しさ』を兼ね備えていた。
間違い無く、今日来てくれた皆の中で一番ふさわしいのだが……いかんせん火力が足りなかった。
惜しい……惜しすぎる。
炎の"性格"で言ったら、私が設定したハードルを大きく越えているのだが……。
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