滑稽と故

無茶苦茶に書き綴られた私の顔を

撫でて涙で濡らしてくしゃくしゃに

それでも愛でられていると

私が感じたなら幸せだ


大概に飽きられ飲み込んだ言葉を

選りすぐられた音と笑顔で着飾る

それでも真実味があるならば

私は信じようと努力する


偶然に提示された沈殿物を

からからと乾いた表現技法で撫でる

それでも空気を読む君は

私のお世辞を無視して口を塞ぐ


滑稽が演じられるうちには

学生も悪くないのかも知れない

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