吊り橋を、叩いて落ちる

作者 齋藤ゆうこ

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★★★ Excellent!!!

 二人の会話の内容もそうなのですが、書き方がわかりやすい。
読みやすく、ついニヤついてしまいそうになる。

可愛すぎやしませんか? 
こんな人たちがカウンターの横にいたら、もう一緒に顔を真っ赤にしちゃいそうです。
めんどくさい性格をしても、好きになってくれる人はいるのですね。羨ましいです。

★★★ Excellent!!!

短い文字数制限で『物語』を書くと、どうしてもあらすじみたいになることがありますが、この作品は違いました。

まるで短編のお手本のように、随所に工夫が見られました。語り口、構成、すごいの一言です。

一見すると、地味で堅苦しい内容ですが、全く感じさせない、むしろニヤけながら読むことになるこの作品、ぜひみなさまも一読をオススメします。

推理小説のような展開からのオチ、確かに落ちました!!

★★★ Excellent!!!

理路整然とした思考で物事を考える『私』と、ぶっきらぼうな物言いながらも優しい元主任。

軽いテンポで交わされる言葉と文章。そして後半の二人のやり取り。読んだらついついニヤニヤしてしまいました(笑)こういった大人特有の素直になれない恋愛も実に良いものです……

ぜひ御一読を

★★★ Excellent!!!

ネタバレを含みます。閲覧にご注意下さい。

初め、主人公が内にこもるような、うつむいて話しているんじゃないか、と思いましたが、はっきり論理立てて話していてしっかりもしているんだな、と。元主任には、あのまどろっこしい感じが可愛いような印象としてうつっているのでしょうか。

2人のあれやこれやは、言葉にすると白けるものでもあるでしょう。しかし、だからこそ理解し合える地平がある。お互いに暗黙の了解を探り合うことではなく、お互いに暗黙の了解があることを認め合う、そんな地平にも主人公が辿り着けると良いのかな、と。頼りづらさ、身の任せづらさがある、主人公でしょう。元主任が少しときほぐしてくれるかもしれません。