キャスカル

作者 大澤めぐみ

83

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Good!

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ライトノベルが今ほどテンプレ化していなかった時代のジュブナイルてきなSFのようで

設定、小道具……現実の世界や歴史からすぐに想起できる程度に抑えた異世界感

だからこそどちらの飛行機乗りの気持ちもスッとわかる気がして

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★★★ Excellent!!!

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 今まで恋愛青春小説やゴリラパワーな小説を書いてきた作者が一変して、SFジャンルに殴り込みをかけてきた。
 少女の戦闘機乗りと、それに対峙する少年の戦闘機乗りの話。
 この作者の話の特徴としては基本的に少女が軸となって話が進むのだが、キャスカルは今までの作品と全く異なり、自意識過剰な語りや視点が頻繁に切り替わったり、圧倒的な圧力で襲い掛かる文章ではない。
 精緻かつソリッドな文章で読者に淡々と語りかけてくる。それでいて、情緒と切なさにあふれている。
 二人の語り手によって描かれる世界と状況にぐいぐいと引き込まれてしまう。
 
 おすすめです。

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★★★ Excellent!!!

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ここカクヨムにおいては作者は『中年のおじさんの作り方』『部屋にオカマの霊がいます』などのヒット作を放ち、書籍化された『おにぎりスタッバー』において「石版」とも称される文字の奔流で読者を虜にする独自のスタイルをすでに確立している。

しかし、今まで恋愛ものを得意としてきた作者がここで出してきたのは、なんとハードな戦記SFだ。一体この作者は、どれだけの手札を隠し持っているのだろう。
本作において、いよいよ作者の才能は離陸し、天高く舞い上がろうとしているようだ。
そう、「キャスカル」である主人公エルネスタ・コンツのように。
限界のないパイロットがどれだけ巧みに機体を操れるのか?本作において突きつけられるこの問いは、才能を解き放たれた作者がどこに行き着くのか、という問いにも通じる。

本作において、作者はどこまで翔ぼうとしているのだろう。
その答えは、この作品を最後まで読むことでしか知り得ない。
我々はただ地上から、限界を超えたパイロットが華麗に空を舞う姿を呆然と眺めることしかできないのだ。
読め。そして震えよ。それだけが、我々が新時代の才能に敬意を払う唯一の方法なのだ。



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★★★ Excellent!!!

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作者さまの作品は書籍も含めて、だいたい全てを読ませてもらいましたが、今回の新作はそう来たか!と驚かされました。

なにしろ、ファンタジー世界が舞台であるとはいえ、硬派なミリタリーものなのですから、まったく予想していなかった内容です。

淡々と美しい言葉の羅列は、作者さまの変わらない日本語力とセンスの高さを感じられますが、私と同じようにこれまでの作品のファンの方々は間違いなくビックリすることでしょう。

まだ物語は始まったばかりですが、作風がガラリと変わったにも関わらず、今後の展開がワクワクドキドキさせられる熱を感じました。
これから物語がどう動いていくのか、凄く楽しみです!


物語が完結した時に、またレビューを更新したいです!

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