第241話 ランキング戦終了と追加要素の発表
――――――――――――始まりの都:緊急街クエスト
体力バーの消滅した水龍の体は光の粒となって消滅し・・・消滅するとともにアナウンスが入り、水龍で今回の緊急街クエストが終わったことを発表し集計するまでログアウトせずに待機するようにと言う事と、おまけでこれから先にグロリアに追加される新しい要素の発表があると言って放送が終わり――――――――
「ムクロ君お疲れ~久々のクエは少し手こずっちゃったね。」
「お疲れ、みんなもお疲れ・・・そうだな、でも楽しかったな。」」
「ウム、お疲れなのじゃ!!!にしても追加要素とは何が追加されるのかの??」
「オツオツ~ん~どうせなら結婚システムがいいかなぁ・・・・」
「お疲れ様です!!私はそこまで詳しくないので何が追加されても目新しいモノばかりですけど・・・」
「まぁ私たちは適度にプレイが性に合ってるからね。
ムクロみたいに廃人プレイヤーでもないし?」
「フフ、そうね・・・それは言えてるわ。
でも・・・この流れからするとある程度の的が絞れそうだけど・・・・何が飛び出すのやら。」
「だねぇ~~はふはふ・・・このヤキトリおいふぃ~~~」
「ファムはまた・・・いつもいつもすぐに買い食いしては太ると・・・何度も・・・」
レイがファムに注意をしていると・・・何かを思い出したかのようにユキシロはレイに近づき、約束の話をすると・・・・
「あぁ・・・あの話ですか?
その辺のモノでよければコレで好きなモノを買って食べると良いです。」
「ヒャッホー!!これだけあれば全部食べれるのじゃ!!!ファム、一緒に食べ周りするのじゃ!!!」
「ふぁふぁ・・・はふはふ・・・まっふぇ~~~」
「あっはっはっは!!ユキシロたちはいつも通りだな!!!
でも今回はムクロに勝った感じがするが・・・ムクロはどうなんだ??」
「そうだな・・・1位は目指せそうにないかもな。
でも、今回はみんなとこうやってクエをして楽しかったから別にいいかなって。
それに俺たちは元々リィとロロのサポートだったしな。」
「そうだね、2人はどうだった??楽しんでもらえたかな??」
「あぁ、途中から毒にやられてダウンしたけどリィが無事で・・・私もこのクエは楽しかったよ。」
「あわ・・わわ、私もユリハさんやムクロさんたちと一緒に戦えて楽しくて勉強になりました!!!本当にありがとうござ―――――――――」
「集計完了~~皆さん、お待たせしましたぁ~これより街クエストのポイントランキングの発表を行います!!!
その前に・・・特別賞3つから発表します。
まず、健闘賞・・・・良く戦った健闘したプレイヤーは―――――
何回も散りかけて這いあがってきたギルストさん~~特別ポイント4000点
次にハイダメージ賞・・・ボスに沢山のダメージを与えたプレイヤーは・・・・
空を舞い水龍やワイバーンを相手に一歩も引かず弱点を攻撃し、より多くのダメージを出したファムさんで~す!!特別ポイントは5000点!!!
さぁラストの賞・・・・VIP賞・・・攻撃、防御、行動と仲間との信頼・・・全てにおいての評価が高かったプレイヤーは―――――――
ギルド無所属の・・・・ムクロさんです!!本当に見事な支持と攻防でした!点数は8000点です!!!
さぁ、特別賞が出揃った所で結果を発表します――――――――」
と、アナウンスが結果を発表していき・・・・1位はうまく立ち回って戦ったファム、2位は俺で3位はギルストと特別賞を取ったモノが僅差で上位を埋めて緊急クエストの結果発表が終了し・・・・ユキシロとファムが戻ってくるとファムはランキング表をみて驚いていた。
「うぅ~頑張ったけど結果は6位・・・少し悔しいけど次回にまた頑張ろうっと!!
あ、ファムとムクロ君・・・上位入賞おめでとう。」
「あぁ、でも・・・俺は点数や上位入賞よりも皆と協力して戦えたことが一番の収穫だった。
こういうクエストなら大歓迎なんだがな。」
「ヤッター私がイッチバン!!!でも・・・コレって空を飛べたからだよね・・・・うぅうぅぅ実力で1位じゃないところが何とも言えない~~~」
「恥じることはない。
飛べることもファムの力の一部なのだからな!」
「うむ!!勝者は勝者らしく胸を張っていればいいのじゃ!!!
アタイは14位じゃったが・・・・・」
「あぁぁもぅ!!!なんで今回はサポート枠がないのよ!?
こんなのサポート役が超不利じゃん!!!意義アーーーーリ!!!」
「そうね、私も点数的に10位だったから何とも言えないわ。
でも、だからって点数は点数・・・ムクロが私たちに指示してこうなったのだから、ムクロに押し付ければいいんじゃないかしら?ねぇ?」
「そうよね!!そうだわ!!!私は悪くないから!!!点数はムクロの指示通りなんだから私たちの獣医も仕方のない事だわ!!!
だからリィもロロもヘコまないで・・・・・2人とも??」
「うぅぅぅヤッターーーー26位に入れるなんてムクロさんと一緒でよかったですぅ!!!!」
「そうだね・・・私たち姉妹で26位と27位・・・ランキングだといつも100番台か4ケタ組だったのに・・・リィと私と一緒にプレイしてくれてありがとね・・・」
ロロが照れながら言うと、間を置いてから続いて追加要素についてアナウンスが始まり・・・・
「続きまして、告知した追加要素についてお知らせします・・・・
現在全国で展開するグロリアの大きな発展と他国のプレイヤーとの交流を促進させるため・・・サーバー間の移動の開放を行います。
第1回のサーバー解放はロシアサーバーを予定しており、今後のアップデート時に移動用ポータルを追加します。(追加日は前後します。)
これにより互いのサーバー間の行き来が可能となり、ロシアサーバーと日本サーバーの楽しさを共有し合い共に発展していきましょう。
サーバー間の移動の追加要素の他、今回は新たなNPCである天使の公式採用と特定の場所からでしか行くことのできない天世界の正式追加があり・・・これは日本サーバーのみの限定追加であり他国では味わえない独特のスリルと興奮があなたを待っているので、ぜひ・・・足を運んでみてはいかがでしょうか!!
さらにさらに、全国共通追加内容では銃や弓と言った遠距離武器を全プレイヤーに解禁するとともに遠距離武器製作キットの無料配布を行いますのでお楽しみに。
後の細かな追加要素等は公式サイトにて公表いたしますので気になる方は見に来てください。
では、今回の緊急クエスト及び追加要素発表に参加してくださって誠にありがとうございました――――――――」
長い告知が終わり天世界の追加をうまく追加という言葉でまとめていた後に言っていた・・・ロシアサーバーとの交流というワードや遠距離武器の追加に辺りのプレイヤーも賑やかに話して盛り上がっていた。
「何だかすごく追加要素が来たけど・・・やっぱりファムや天使のみんなに天世界がグロリアの一部として認められるようになったのが大きいね。
ムクロ君はロシアサーバーとの行き来の方が嬉しいんだと思うけど・・・」
「い、いや・・・そんなことは・・・あぁ・・・少しだけあるけどファムたちが正式に認められたのは俺だって嬉しい事だ。
良かったなファム・・・・ん?」
「ろ、ろろろろロシア!?ロシアってナニ!?美味しいの!?それっておいしいのかな!?」
「ファム、先ずはこの熟成焼き鳥を食べて落ち着くのじゃ!!!」
「2人はいつも通りのようだな・・・だが、本当に天世界が正式に追加要素として認められて安心だ。」
「そうね、色々あったけどこれで一段落ね。」
「あ、あのぉ・・・私たちそろそろ落ちるので・・・また今度一緒にクエスト行きましょうね!!!それじゃおやすみなさい!!!」
「今日はありがとね~おやすみ~」
「あぁ~・・・ロシアサーバーと言えば・・・噂なんだけど美少女プレイヤーが多いようだよ?」
「何です?
早めに対策をしておく必要がありそうですね。」
レイはユリハ達と相談をして、時間を見るとこの話をするには時間が足りないと言う事でこの場で解散することとなり・・・各自ログアウトして落ちて行った。
――――――――――――――――始まりの都:公園
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