Summer Day ——— 短編集 ———

作者 シーカット・ベナタワ

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★★★ Excellent!!!

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小説を書く際に必要なのは、文章量ではなく、情報量なのだと思い知らされます。

足りないものなど、一つもないように感じます。

★★★ Excellent!!!

――

 非常にセンスフルな作品です。

 僕はあまり詩というものに接してこなかった素人ですが、作者様が非凡な才能を持っておられることは伝わります。
 特に視点の切り取り方と語り方、一文一文の効果的なチョイスなど、まるでセンスの結晶を散りばめたかのようです。暇潰しにテキトーに開いてみて、その表現力の奥深さにびっくりしました。脱帽です。

 まだ全て読めてはいませんが、非常に抽象的な作品から、仄かにストーリーを感じさせる作品まで、幅広く納められています。ただ、どれを取っても印象的な味わいがあるように思われます。読み手だけでなく、書き手にも強くお勧めできる作品集です。

 この稀有な宝石箱に出会えたことに感謝しつつ、ゆっくりじっくりと続きを味わいたいと思います。

★★★ Excellent!!!

――

これが誉め言葉になるのか、分からないまま、書いています。
読み始めて数秒、思わず自分の本棚を探しました。
ボルヘス…いいえ、違いました。
エンデ的、あまりにエンデ的な呼吸が…
まさか、このように書く方と、お会いできるとは思いませんでした。
感激です。

―詩のように置かれた言葉の間、存在し無いはずの隙間に、
存在する別の理、別の世界。
視点は、その虚無の空間にあり、
そこからじっと、こちら側を見ているのは、鏡写しの自分。
けれどもそれは、どこまでも身体性を削がれ、匂いのしない、
無機質な主体。なぜなのか、なぜなのか…―

深まっていくばかりで、底の無い、
精神世界の"淵"が見えます。