黄昏のアジェンダ

 ウインウインの日が暮れて、コンプライアンスな夜がすぐそこに待ち構えていた。

 君はいつもアサインしたいと願っていたが、今日も僕はエビデンスできないまま、コンセンサスから吹く風をただただスキームすることしか出来なかった。

 

 そんな2人の関係を、サステナビリティだと人は言う。

 その度、僕の心はダイバーシティらずには居られないが、レガシーな君はすかさずフィジカルナレッジベネフィット。


 ああ、やっぱり僕には君しかアウトレットコミットメント。

 夜空に浮かぶ三日月がチュートリアルだとしても、バイアスな星屑がリクライニングするように、僕にとって君はカタルシスクリアランスバーゲンナイトメアさ。

 

 今も忘れない、2人初めて会ったベンチマーク。

 リテラシーが射し込む窓辺で、君のボトルネックな横顔が僕のマネタイズに火を着けたんだ。

 心のリソースがゼロベースして、アジャイルなんか軽く飛び越えて、カロリースピーチなんて思うまでもなく、僕は君のニュアンスにハレーションをペンディングしてしまったね。


 ハハッ、いま思えばリクライニングにもほどがある。

 いや、むしろパンケーキと言うべきか。

 君への想いが高まるほど、ダブルクリックが止まらない。

 今すぐ君をオートメーションしたいけど、エンドユーザーが許してくれないんでアライアンス。

 だから代わりに、スーパーバイザーを抱いておく。

 これはブラウニーなんかじゃない。

 言うなればデリケートゾーン。

 パウダーインしたファストチケット。

 そう、フィッティングルームからはみ出たステークホルダーさ。 

 

 


〈了〉

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