第108話 煩悩のおはなし※重要なお知らせ&一部悪乗りあり

ちりりーん……

ちりん!

ちりーん

ちっりーん!ちっりーん!



突如みりかの部屋に鳴り響く4つの鐘、座布団は一つしかない……

うやうやしく出迎えると、布を被った導師たちは頷いた。


「書読導師だ。この炎を見なさい。何が見える。煩悩は焼尽せしめ……」

「いや、これは危険なアレなので、さっさと終わりにしよう。新世界より読んでるの?**さん」

じっと炎を見る。

「炎が見えます」

「そのおくには」

「蝋燭の蝋の3がみえます」

「ワンピ片付けて、廊下に立ってなよ」


 小さいお坊さんに怒られた。


「今日は煩悩を祓いに来た。すべて祓ったときに何が残るか楽しみだ。フッフッフ。あ、わたし、こういうものです、どうもお世話になっております」


お坊さん、名刺出して来たので、受け取る。いかにもPCで作ったといわんばかりの「書読導師」しかし、ちゃんとラミネートされていて、なかなかの一品。そしてこのお坊さん、名刺の受け渡しが完璧である。


「そこに座りなさい」

「はぁ……」みりか、座る。


 4人の前で目を閉じる。いきなり「喝!」叩かれた。「ちょっと、*乃、短気すぎるから!」「だって、こうでもしないと、煩悩だらけですよ**主任!」「そんな布団の埃叩くようなことしても、出ないわよ。頑固だから」


「では、煩悩と思われる行動を言って見よ」


「……水槽の脳を書いています」

「喝ッ!」

 真面目な執筆活動を怒られる。


「布団に潜ってアビスリウムを頑張って、珊瑚1500まで育ちました。VRアプリを買おうと思ってます」

「かぁつ! もいっちょ! カワウソ本気で獲りに行くなよ!」

※期間限定でもらえるカワウソ

(ワカメ300 貝60 ウニ50で貰える。

現在ワカメ380 貝120 ウニ0)

「ちょ、人に叩くなって言っておいて! ワンコロの彼氏さんは来なかったんですか!」

「ケーキの研修!」

「次は……炎をじっと見よ。おまえの煩悩はこの紙人形に……」

「昨日ライブで筋肉痛です。で、なんか、ちょっと、引っかかりを覚えて帰って来ました。でも、まだ見えません」

 お坊さんS、突如円陣に。「どうする?」「出て来ないわねえ」「困ります!」「そうだよねえ……」


(おかしい……わたしが頼んだお坊さんは一人……座布団もナシも一人分しか用意していないのに)


 ナシ、誰かが喰ったらしい。実家から送りすぎのナシが減った。

「美味しいナシだ」お坊さんたちに振る舞った。


「おまえは数日前のエッセイで、「出せば良かった……」←コレ! と書いたな。ひとつ、作品を忘れていないか?」

「あ、それは……」

「後悔するぞ。俺たちからは以上!」


ちりりーん……

ちりん!

ちりーん

ちっりーん!ちっりーん!


導師、ナシを減らしてお帰りに。


「なんだったんだ……」


ちりーん…… 一つの鐘が鳴って、痛む肩を押さえて、出迎えに出るのでした。


*****************************

ここでお知らせ。先日たくさんの応援を戴きました「トリコロール」ですが、この度、色々考えた結果、カクヨムウェブコン3に参戦させようと思います。

★92という成果は、やりようによっては、再出発も可能なのではないか、と常々考え、非公開にして別の戦いに参戦させていますが、私自身、みなさまのレビューを読まない日はありません。ずっと泣いていました。それは、思い切り書けていない後悔です。←一度書いてから精度をあげていくわたしのやり方の問題ですねσ(^◇^;)


「働くコンテスト」には制限がありました。2ヶ月、150000字以内で、相互問題。もう一度やり直したいと思って、全力で書き直しを敢行しております。

 これは、以前戴いたご意見に相当する作品にしないとと私自身、覚悟を決めました。どのみち、あれ、「キャラクター文芸大賞」に出そうと……(遠い目の苦笑)


プロローグから、タイトル、★0、PV0からの再出発にて、勝負してみたいと思います。もし、また彼女たちに逢いたい!と思って下さるなら、逢いに来てやってください。のちほど、レビューページと御礼ページを作成して、一度「第一期トリコロール」は締めます。


作品は遷り変わるものです。それは、自身の成長なのですから。

また、お逢いできますことを、トリコロール一同も楽しみにしていると思います


が!


諸事情で、12/1に公開出来るかは未定ですが、改稿を始めて行きます。

ストーリーはより深くしますが、大元は変わりません。もっと「書籍向き」にまとめていく予定です。WEBラノベ⇒一般小説へ。

皆様への感謝として、この作品に全てを出して行きます。そこから、学んで、是非良いモノを作る肥やしにしてください。みりかの作品を読んで、良くなった! そんな声が届く度、態度で、作品で示し続ける!ことに悦びと緊張を孕んでますが、負けません。


――ということで、逃げるのも、こそこそも飽きるし、相互や誤魔化しもそもそも出来ん真っ向勝負人間ですので、ここではっきり書いておきます。


「新生 トリコロール! どうぞよろしくお願いします!」


108の煩悩の塊がコレです。


※煩悩とは色々な解釈がありますが、みりかさんが信じる説をおいておきます。


人には感覚を生じさせることで迷いを起こさせる六根(眼・耳・鼻・舌・身・意)があり、それぞれに好(気持ちがよい)・悪(不快)・平(どちらでもない)の三種を掛けた18の煩悩があると言われています。さらに、この18に浄(綺麗)と染(汚い)の二種を掛けて36、そこに過去・現在・未来の3つの時間を掛けて、36×3=108となると言われています。


つまり、作品作りをすることで、煩悩を具現化し、また煩悩になる煩悩リサイクルです。ものつくりにおいては、必要なことだと思ってます。


で、WEBコンは三作に……そこは、まあ、全部フェスに参加させるような気持ちでヒロイン読み比べでもしていただければ(~_~;)


以上お知らせでした。お坊さんが来たので、煩悩死守します。



※トリコロールとは、かつてカクヨムでみなさまに読んで戴いた、「働くヒトコンテスト」出品作品です。今日は「働くヒト」が「はたくヒト」としていらっしゃったようですね……。

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