劣情サバイバー

作者 紫藤 咲

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★★★ Excellent!!!

 生き物の定義の話をしよう。
 次代に種――遺伝子、情報と言っても良いか、それを伝えることにある。
 命は繋ぐものであるからだ。

 オスなんてのは身勝手なもので、種をバラまきゃ、後はメスに産み育んでもらうだけだ。

 作品の話をしよう。
 意地悪な言い方をすれば、男はやることをやったのだから、やり残したこともあるまい。

 女は、新しい命を産み落とす。

 では、劣情は?
 劣情が、膿み、堕とすもの――恐怖か?

★★★ Excellent!!!

バーテンダーの意味深な話し――彼は言う、
「私は劣情サバイバーというところでしょうか?」と……。
まるで都市伝説のような話しだった。

情事の最中に女が言う、
「わたしのこと、好き?」と……。

欲情と本能が交差する時、そこにあるのは狂気にも似た愛なのかも知れない。


猟奇的なラストは必読です!

★★★ Excellent!!!

欲情のままに女を抱くからそういう事になるのだよ。
種を植え付けるなら本当に愛した女を抱くべき。
なーんて綺麗事じゃすまされない怖い話。

空気のよどみを感じる。凄まじく描写に引き込まれていく。怖くなった時には最後あなたを誘います。

是非是非みなさまにも読んでいただきたい!オススメです!

★★★ Excellent!!!

短編という事で非常に短い作品なのでネタバレしないよう手短かに。
恋愛という要素とホラーの要素が半々といったもので、恐ろしい女性を比喩的に表現されている様な内容だなぁと感じました。
美しい表現ながら、やはり怖いです。非現実であるのに現実的な恐怖を不思議と感じさせてくれる。こう来たかぁ…と驚かされました。