Baseball Love 主砲の一振り

超一流の3人

宇棚 珍太朗

ポジション外野手、主にセンター。

右投げ右打ち 背番号8

ドラフト1位指名で埼玉スーパーフライヤーズに入団。

走攻守3拍子揃った選手として注目を浴びる。

1年目からレギュラーとして定着、打率294 ホームラン19 打点76 盗塁23で新人王を獲得。

3年目には357の打率で首位打者、5年目は47本のホームランを打ちタイトルを獲得と同時に優勝に貢献しMVPを獲得。

以後、首位打者5回、ホームラン王2回、打点王7回

日本球界では初のトリプルスリーを２回達成

12年連続3割を打ち、Mr.スーパーフライと呼ばれる。

現役時代の通算成績は、打率309 511ホームラン 1864打点 463盗塁。通算安打は歴代3位の2867という名スラッガーだ。

しかし別名、夜のホームラン王とも言われ、遠征先では必ず女性と関係を結ぶ。

そして各地に種を蒔く（本人曰くゴムアレルギーと言い訳をしている）

元春やキヨシ以外にも宇棚性を名乗るプロ野球選手の8割が珍太朗の息子だという都市伝説すらある。

佐久間 義一

ピッチャー 左投げ左打ち

背番号 14

ドラフト2位で千葉ヤンキースに入団。

しなやかな腕の振りから手元でホップする速球を武器に大きく縦に割れるカーブと打者の手前で鋭く曲がるスライダーで三振を獲るタイプのピッチャーとして知られ、元祖ドクターKと呼ばれる。

入団4年目には、24勝10敗 防御率1.18 勝率763 奪三振304

13完封という離れ業をやってのけ、投手五冠を達成。

6年目には完全試合を達成。

最多勝5回、最優秀防御率9回、最多奪三振7回、2度のMVPを誇る名サウスポーと言われた。

しかし、球界を代表する暴君としても有名で、監督やコーチと衝突し、殴る蹴るの暴行、味方がエラーすれば激怒してさっさとベンチに帰ってマウンドには上がらない。

審判の微妙な裁定にも食ってかかり、現役時代は6回の退場を記録し、弟子の榊以上の暴れん坊でもある。

珍太朗には相性が弱く彼を打ち取るためだけにフォークボールをマスターした。

通算成績は203勝184敗 防御率2.86 4093奪三振

年間最多奪三振413はいまだに破られてない。

柔道二段、合気道三段の猛者として、新人時代の榊の腕をへし折った話は有名で、榊をコントロールできる数少ない人物でもある。

ランディ・スミス

内野手ポジションはファースト

左投げ左打ち 背番号 33

メジャーの名門 シカゴ ドルフィンズに昇格するも２年でマイナー落ちする。

千葉ヤンキースに当初3年契約で来日。

1年目は打率 297 26ホームラン 86打点

2年目は打率358 36ホームラン106打点で首位打者を獲得

3年目は打率308 31ホームラン101打点を上げる。

契約を１年延長した4年目は打率394 53ホームラン 167打点という脅威の成績で外国人選手初の三冠王に輝き、MVPを獲得。

チームも日本一となり、WBCでは、メジャーのワールドチャンピオンに輝いた、ワシントン パワーズを退き、リアルワールドチャンピオンに君臨した。

そして古巣ドルフィンズに復帰し3割 30本 100打点を5回記録するメジャーを代表するスラッガーとなり、殿堂入りを果たした。

日本球界で年間最高打率と最高打点の記録保持者であり、史上最高の助っ人外国人と呼ばれる。

佐久間とはヤンキース時代のチームメイトで、メジャーに通用するピッチャーとして、評価をしていた。

佐久間はメジャーに興味もなく、英語も話せないという事で挑戦はしなかったが、スミスとは気が合いプライベートでは何度か飲みに行くような間柄だった。

ちなみに、現在の千葉ヤンキースの主砲、守山でさえも、この二人の前では直立不動になる程の人物像でもある。

この3人が再び集まり監督、コーチとしてチームの采配を振るうのも巡り合わせなのだろうか。