京都ボンバーズとの三連戦

大和が加入し、攻守共に一段と強化を増したエンペラーズ。


今日から京都ボンバーズとの三連戦がスタートする。


ボンバーズは昨年2位、一昨年はリーグを制覇した。


リーグを制覇した東京ゴールデンズとは僅か0.5ゲーム差で惜しくも優勝を逃した。


関西の雄ともいうべきボンバーズは今年こそ、東京ゴールデンズを破り2シーズンぶりにペナントを奪回したいところだ。


ボンバーズの中心選手は、4番を打つキャッチャーの矢幡 拓郎(やはた たくろう)30才。


右投げ右打ち 入団8年目。

社会人野球を経てボンバーズに入団。


一昨年MVP、そして47本のホームランを打ちタイトルを獲得した強肩強打の持ち主で、昨年はエンペラーフィールドで推定150メートルもの場外ホームランを打ったパワーヒッターだ。


咋シーズンの成績は

打率 287 ホームラン34 打点 97

盗塁阻止率はファイアーズの香坂に次ぐ594

座ったままのスローイングから矢のような返球でランナを刺す。



矢幡以外では、今年加入した新外国人、ハワード・ランセル外野手が矢幡の前を打ち、現在 3ホーマー 8打点の活躍。


投手陣では、右のアンダースロー、灘 敬吾(なだ けいご)

のピッチングに注目したいところだ。


灘は昨年新人王に輝き、防御率 3.02 11勝7敗 奪三振154


アンダースロー独特の浮き上がるストレートとシンカーを駆使し、打者を翻弄する。


エースの和田 一雄(わだ かずお)が肘の手術により今季絶望の為、2年目のジンクスを跳ね返せるかどうかがカギだ。



エンペラーズは、前回パンチャードームでノックアウトした開幕投手の榊が登板。


打順も大和の加入で、櫻井は3番に戻った。


リードオフマン 大和を筆頭に、3番櫻井 4番トーマス 5番高梨という破壊力抜群のクリーンナップがボンバーズを迎え撃つ。


試合前のフリーバッティングで大和の打撃を見ていたトーマスJr.は

「 It's considerably flexible bat control (かなり柔軟なバットコントロールだ)」と感心していた。


この類い稀なバットコントロールで勝利に導くのだろうか。




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