《第20章》みんなでお食事へ

お祭りのお店を手伝ってくれていた子が、

大学を卒業するということで、

みんなで食事に行く事になった。


同じくお手伝い経験のある常連の子と、

お店の従業員を入れて総勢7人。

(みんな店長の奢りだと思って遠慮なく来るんだよねぇ^^;)

みんな揃ったのでお店を閉めて行こうとした瞬間、


アイツがひょっこり現れた!

いつもながら絶妙なタイミングで来やがる、、、


来たばっかりで帰すのも可哀想だし、

仕方ないので連れて行こうかと考えた。

みんなもその方が喜ぶだろう、、、

(自分がRYUをイジるから、RYUはお店では人気者になっていた、、、)


「RYU!お前も行くか!」

「行きたい!でもお母さんに聞かないと」

「じゃあ電話して聞いてみなよ!たまごっちみたいな携帯持ってただろ!」

「たまごっちじゃないよ!子供用携帯だよ!」

「なんでもいいから早くしろよ!みんなお前待ちなんだから」

「わかったよ、ちょっと待ってて」


RYUは外に電話を掛けに行った。

しばらくすると戻ってきて、


「大丈夫だって!!」


と澄ました顔で言いやがった!

食事に連れてって、しかもご馳走してあげるというのに、

嬉しいとか有難いという感じがコイツからはしない、、、

軽くムカついた俺は、


「ホントか?ホントはダメって言われたんじゃないの?」

「ホントだよ!ウソじゃないよ!」

「ホントに今電話してた?」

「したよ〜〜〜」

「怪しいけどいいや、、、みんなもお腹空いただろうし行くか!」

「あやしくないよ、ホントに大丈夫って言われたよ」


ウソじゃないことはハナからわかっていたので、

無視してみんなを車に乗せた。

最後にRYUを乗せようとすると、

RYUのお母さんがやって来た!

恐縮しているお母さんに、


「コイツは小学生料金だから大丈夫ですよ!」


と答えて?やっと出発した、、、


そう!行くのは寿司や焼肉が食べ放題のレストラン!

RYUと一緒に食事をした事などなかったが、

体型を見ればコイツの食欲は一目瞭然だ!

しかしRYUがどれだけ食べても小学生料金で済む、、、


RYUよ!

優しい店長の奢りだ!

好きなだけ食え!




『どんなお店に行くかは、僕は全然知らなかったよ』by RYU



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RYUと店長! @tencyo

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