《第12章》なんで俺、、、

ある祝日の日、

RYUが自転車を押しながらやって来た、、、

よく見ると半べそかいたような顔をしてやがる、、、


「おい、どうしたRYU!」

「今そこで転んじゃって、、、膝も擦り剥いたし、、、自転車も壊れちゃった、、、」


何してんだよ!!

と思ったが、子供が怪我して泣いてるのに、

冷たくするわけにもいかない、、、


「どれ、見せてみろ!」


よく見るとたいした傷じゃ無い、、、

無機質な黒い自転車も、

チェーンが外れているだけだ、、、


「こんなもん俺が直してやるよ!傷もそれくらいでピーピー言うな!!」

「だって〜〜痛いんだもん、、、俺これで3回目だよ転んだの、、、なんで俺転んじゃうのぉ〜?」


なんじゃその疑問!!!!

知るか!!!!


「お前が運転ヘタなんだろ!!だいたいなんでって思う前に自分の体型考えろ!!!」

「俺自転車の運転ヘタじゃないよぉ〜」

「・・・・・・・・・」


そんな事はどうでもいいので、

外れたチェーンを直した、、、

RYUは自転車が直ったことを確認すると、

ありがとうも言わず店内に入って行った、、、


(あのヤロウ、、、まぁいいか、、、)


自分も店内にもどると、

RYUはお店の床にベッタリと座り込んでいた、、、


「こら!店の中で座り込んだら、他のお客さんに邪魔になるだろ!」

「だって〜〜、ヒザが痛くて立ってられないんだよ、、、」

「・・・・・・・・・」


ホントにコイツはめんど臭い奴だ、、、

(じゃあ帰れよ!)




『ホントにヒザが痛かったんだよ、、、運転も上手な方だよ』by RYU

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