《第5章》だれも来ないなぁ〜

ムカつくアイツを無視して俺は作業をつづけた、、、

RYUは俺が作業しているテーブルの

隣のテーブルに勝手に座った、、、

視界の中にアイツが入ってくるが、

俺はずっと無視して仕事を続けていた、、、


「だれも来ないなぁ〜、だれもこないなぁ〜」


カードで遊びたいのだろうが、

他に誰もいないのでつまらながっている、、、

しかしそれにしてもデカイひとり言だ!

しかも同じ言葉を繰り返すなんて、、、

ウザい!

ウザ過ぎる!!!


「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」


ん⁉︎

最初はわからなかったがコイツ、

俺に言ってるのか???


「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」


間違いない!

あきらかに俺に対して発している、、、

しかしそのひとり言を俺は無視しつづけた、、、


「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」


およそ5分おきに発するそのひとり言を、

俺は無視しつづけた、、、


「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」


ウザいひとり言は、どんどん間隔が短くなってきた、、、

俺は無視しつづけた、、、


「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」


およそ2分おきだ、、、

俺は無視しつづけた、、、


「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」


1分おきだ!

俺は無視しつづけた、、、


「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」


30秒おきだ!!

無視するんだ、、、


「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」


20秒!!!

無視無視、、、


「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」


10秒!!!!

俺はこの店の店長だ、、、

がんばれ、、、

まだ作業も残っている、、、

動揺したら負けだ、、、


「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」

「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」

「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」

「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」

「だれも来ないなぁ〜、だれも来ないなぁ〜」

「だれも来ないなぁ〜、だれも来な、、」


「ダ〜〜〜〜〜うるさい!!!わかったよ!俺が相手になってやるよ!!!」


こうして俺とRYUとのはじめてのカードファイトがはじまった、、、

まだ仕事は残っているのに、、、




『べつに店長に言ったわけじゃないよ〜』by RYU




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