第66話 薬は処方で安心しない事…。

ここ最近、薬の種類が変わったり薬の量が増えたりと

病院の先生と相談しながら薬と付き合っています。

本来なら、私は薬に頼らずに治療を進めたいと思っている

立場の人間なのですが、流石に薬を飲まないと言う選択肢を

選ぶ事が出来ないくらいに、精神状態は思わしくありません。

仕事に行くのも正直、ギリギリの状態です。


そんな私ですが、薬を使用していくうちに色々な作用…?

副作用みたいなものを実感しています。

今までと違う症状が出れば、心療内科の先生にもすぐに報告

しています。

薬の種類や量が変わると、明らかに変化が出てきます。

1~2日くらいの症状であれば、たまたま調子が悪かっただけと

思えますが、1週間を過ぎると、たまたまでは済まされなくなります。


数日前まで飲んでいた薬は、今まで飲んでいた薬と同じもので

量が増えました。

今まで飲んでいた薬と同じ種類で量が増えるだけと言うので

少ない量よりも安定するのかなと思ったりしていました。

でも、この考え方は違いました。

薬が増えて、頭がぼぉーっとして起きている間はずっと人間に

脳内で、鈍器で背後から頭を叩きつけられたり刃物で突き刺されたり

銃で撃たれたり、身体を切断されたりする考えが無限にループしていました。

本当に、痛みが無いから普通でいられるようなもので苦痛でした。

普段なら、人間と距離をおいていたり、一人で居られる時は、そんな

迫害妄想は滅多に出てこないのに、その症状が出てきたのです。

それも、薬が増えていた期間はずっと…。

そこで、薬を元の量に戻しました。

調子が悪ければ、戻しても良いと心療内科の先生に言われていたので

処方の範囲内での薬の変更です。

すると、頭がぼぉーっとする感じは消えました。

薬の作用だったようです。

そして、人間と距離をおいていたり、一人で居られる時は精神状態が

安定していて、人間に脳内で危害を与えられる事は、滅多にありません。

起きている間、ずっと人間に危害を与えられているよりはだいぶん

マシです。

元の薬の量に戻して、仕事の時間中、人間と関わる時にだけ

脳内で人間に危害を与えられますが、仕事を終えて帰宅すれば

人間に脳内で危害を与えられる事は滅多にありません。

束の間の休息です。(精神面の…。)


ただ、そろそろ限界を感じています。

薬を増やして、起きている間、ずっと人間に脳内で危害を

与えられていたせいで、今までとは違う感情が出てきました。


それは、迫害妄想で痛みを感じるようになったら?

そう言うものです。

鈍器で叩きつけられるたびに痛みが走ったり、刃物で

突き刺されて痛みが出たり、銃で撃たれた痛みが出たり

身体を切断される痛みが出てきたら、もう普通ではいられません。

おそらく、体感する痛みは今まで自分が感じてきた中で一番

痛かった痛みまでだとは思いますが…。


薬を元の量に戻して、安定してきているのでこの様な考え方が

消えてくれれば良いのですが…。

あとは、悪化させない為にも今の部署で働くのは良くないかも?

そう思い始めています。

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