後章
ファンタジー物語 改
「九条さん。そろそろ僕も自分の作品を直してみようと思うんです」
「あの、『ファンタジー物語』か?」
「ええ。もう一から書き直すくらいで、設定から変えるつもりです」
「まあ、お前さんくらいの歳なら何度も根本から書き直すくらいじゃないとな」
「でも九条さんは初投稿で入選したんでしょう?」
「投稿が初めてなだけだ。学生の頃はくだらない小説を何本も書いたさ。それに俺はそれまでにゲームのシナリオを何本かやってたしな」
「ああ、なるほど。そこでなんですけど、九条さんに手伝ってもらえないかなーなんて」
「そりゃ別にかまわないが……、忙しくなるまででよけりゃ」
「はい、お願いします」
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