始末書と病院
翌日、(二月二週目木曜日)豊田さんはお休みでお三方もお休み!
私は金曜日に父の事でケアマネさんとの午前中約束があります。翌日の道の込み具合によって早朝で出かけねばならない事を理由にして帰りは定時でお願いしました。血圧を理由に病院へ等と言ったら帰れ!となりますし、帰るギリギリでは迷惑がかかりますから。。
添乗の最終便は誰かに交代でと思っていましたが、私の予定する便は定時に上がれるだろうという事で予定通り!帰りのミーティングだけパスできるということになりました。朝の血圧は相変わらず上が160近かったです。
完全に薬が合わなくなりました。
午後になって宮本さんが来ました。で私にちょっと話をしよう~と言うので、いいのですか?勤務時間内ですけれどと言うと、今日早めに帰るんでしょ?と言ってくれて、休憩室でお話ししました。
「僕はものすごく怒っています。彼はとうとうやってはならない事をしました。職員同士のいざこざだけならまだしも、これは完全に業務妨害です。耳の痛い利用者様がいたら何故静養室でリハビリを勧めないのか?もしそれでも音を絞らねばならないのなら、何故北尾さんに少しだけ音を絞ってもらうようにお願いしないのか?
その後のカラオケの時何故耳の痛い利用者様を気遣わないのか?彼は言い訳できない筈です。北尾さんの体操や歌を楽しみにしている利用者様はたくさんいます。彼には始末書を書いてもらいます。一回の始末書でどうこうはならないけれど、積み重なれば彼の会社での立場は無くなります。それでも会社に報告はさせないとと思っています。」との事でした。
私は体操や歌にに関してトラウマを抱えていたけれど、それでも仕事だからやらせてもらっていましたが、内田君の事だけではなく、私を理由に利用者さんを巻き込まれ始めたこの三日間の出来事全部を話し、来月からこの事業所に加えて訪問介護の仕事も仕事としてではなく、勉強として始める事も話し、もし、今後こういうことが重なってきて、あちらの事業所が働きやすい。となったら、どんなに宮本さんへの恩やここへのお礼奉公をと考えてもこちらでの仕事がいつか続けられなくなってしまうし、そうはしたくないという事。後藤さんや吉田さんが変わってくれて、他のみんなも私を気遣ってくれるようになったのに、残念なことをなどを話しました。
帰りは病院へ急いでいきました。
先生は驚かれていて、いつからこんなに高いの?と聞かれたので二~三日前からという事に加え、職場でのストレス中の血圧も報告しました。先生曰く、そんな風に高血圧になっていったらいつか薬も処方できなくなっちゃいます。。とため息をつき、でも大丈夫!まだ何段階か薬はある。。今回はちょっと強めの薬に変えると同時に今まで朝だけだったのを朝夕にしましょう。。と言われ、処方されて帰ってきましたら。。
ありゃりゃ。。。
事業所の添乗用の電話を持ったまま帰ってきていたことに気づき、事業所へ電話!
まだ職員が残っていて待っていてくれるとの事で急いで車で事業所へ向かいました。
後藤さんが明るく「ご苦労様~」と迎えてくれました。
私が「すみません。うっかりしてしまって、気を付けます。」と言うと、
「そんなに謝らなくていいから。。」とやたら優しい。。。
「どうしたんですか?その優しさ!ずっとキープしてくださいね。」と私がニコッと笑って言うと。。
「何をおっしゃいますか!キーピングですよ!」と冗談まで。。
吉田さんも「気にしなくていいから」と言ってくれた。
このお二人が変わってくれていなかったら。もっと辛かったと思います。
「明日早いんでしょ!早く帰りなさい。」とも言ってくれました。。
変わってくださった事に感謝しました。
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