生まれてきた目的に辿り着くまで

セミナー「音楽療法レクリエーション講座」

病院、翌日半日出勤、とセミナーそして翌日曜がこの日で、お休みは無いに等しい状態です。それ以外はお仕事ですから結構ハードなスケジュールでしたが私のモチベーションはグンと上がりました。

このセミナーは三級からはじまり次が二級その次がプロ？｛講師になれる？｝要は次々講座を受けねばならず、｛否受けなくても良い。ただ先に進まないだけです。｝最終的にはこの講座の講師になれるとの触れ込みです。。そうなってくると、どういうことか？いづれ誰も受けに来なくなる可能性だってある。。とも言える。。

ただ、私は自分の働く場所で何か為になればよい訳で、受けてみてああ一回でいいな～と思いました。ただし配られたテキストを読むと、なるほどという事もあって、

それは、事業所で気難しい利用者様がいるのですが、私にとっては、ポイントさえ押さえておけば、とってもお優しい一面もあり、大好きな方なのですが、私が事業所で働き始めた頃、レクリエーションゲームは気分で参加されることはあっても体操はおやりにならない方だったのです。

私が体操をし始めて、暫く経ってから、こちらにはやってこないのですが、見ていると、上半身は体操をやっているそぶりも見せず、しかし、足の体操になるとテーブルの下で、こっそりというか。。体操し始めてくれたのです。そのうちに上半身も、ご自分のお席でおやりになるのですが、お顔はニコリともせず、気難しそうな表情をしているのに、まじめに体操なさってくれる姿がとっても愛おしく感じていました。

体操は午前と午後あるのですが、朝っぱらから音楽ならしてハイテンションとはいきませんから、体慣らし程度。。私がカウントを言ってお手本を示し始めます。

その時につぎの動作はこの筋肉に効いて、それが結果血液の循環が良くなり、安眠に繋がったりしますから寝る前なんかでも思い出したらやってくださいね。。等、まぁうんちくを軽く言うのです。

今回セミナーで知った事。。

実はお年寄りの場合、気難しくて交流が苦手な方でも、難解な説明ではなく端的に論理的であれば、行動をするというのが心理だそうで、｛これは体にいいんだよ｝という事が納得できれば行動してくれるという事を聞いて、腑に落ちました。

そして、単に体操をするよりか声も同時に出す。笑う。なども効果的なのですが、特に歌いながら体操というのは最も脳内の血流が良くなるという事が言われていて、光トポグラフィによる前頭葉の血流量の変化測定の画像を大きく引き伸ばし、あとはパウチでもすれば、体操時の説明の時、活用できるなといった印刷物を頂戴できたのは良かったです。。

私が一緒に歌ってリードするより、皆さんに歌ってもらって私が声援をする事の方が効果的なのか～と目から鱗の発想をいただきました。

事業所での午後の体操の場合、音楽を使います。まぁ、それまでの私の場合、歌いながら声援したり、掛け声欠けたり大忙しで、その様が利用者様にとって面白おかしく笑ってくださったりしていたのですが、その匙加減をどうするか？色々試してみたいな～と思ってセミナーは終わりました。

もう一つ楽しかったのは、私が専属ダンサーをしていたのは赤坂コルドンブルーと言うナイトクラブでした。

この日参加された中でお一人、クレージーホースのバンドマンだった方でキーボード担当だとおっしゃっていた。今はお仕事の合間にボランティアで各施設を周ってているそうです。その方と休憩時、及び帰りに少しお話が出来た事。

実はクレージーホースとコルドンブルーは関連があり、私も帰りに遊びに行ったことがあったのです。。

何せ、当時はバブル期。。赤坂、六本木当たりの話は尽きません。

とってもリフレッシュな一日となりました。

こうやって二週目まではある意味順調でもありましたが、次の週から受難は続きます。加速度的に！