参章 末

『百合殺し』は捕まり


百合は再びその大輪の花を咲かせる


さて百合に何故、行かなかったのかと聞けば


嫌いだったから、の一点張り


二つの無垢は、その純粋な嫌悪で


その身を守ったとか


藤の小刀に鈴を鳴らし、女郎花は薄く微笑む

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