ここにいる彼女は、あの時の彼女だったのかもしれない ~超能力少女と過ごした半年間の物語~

作者 ユーリ・トヨタ

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★★★ Excellent!!!

拝読させて頂きながら感じたのが、物語に引き込まれていくユーモアとシリアスさ、少しずつ織り込まれていく伏線と謎の絶妙なバランス感でしょうか。

超能力が物語の軸になっているからか、書かせて頂いているレビューも堅苦しい文章で始まってしまいましたが、物語の中スイーツのような存在感であるパンツとラッキースケベ。

タイトルの意味を知った時のじんわり感も感慨深いものがあります。

★★★ Excellent!!!

ゆっくりながらも本編完読です。
うん、面白かったです。ちょっと不思議なラブコメと日常の中で、少しずつ明かされていく核心があるから、最後までついていきたくなる。
そういうパンチがあったと思います。
そしてその核心も、少し重くなりそうながらも築き上げた絆が光ったからこそ、という展開で非常に満足な出来でした。
外伝も、ちょっとずつ読んでいこうかと思います。

★★★ Excellent!!!

例えるならフルコース料理のような物語。
しかも作者の腕前をいかんなく発揮した、あまりにも贅沢なフルコースとなっております。

前菜はパンツですね。違いました。軽い味わいのラッキーかつ嬉しい例のハプニングが怒涛のように襲ってきます。
キャラクターがまた多彩。女難の相なのか、幸運の持ち主か、淡々とそれを味わう主人公の甚君。
彼を華やかに取り囲むのが、超能力をもつ瑞希、幼馴染の那智、美貌の神楽坂先生。
この四人がわいわいと賑やかに楽しく学園生活を満喫していきます。

が、もちろんこれだけで終わらないのが作者の腕の冴え。
超能力を主軸にミステリーのような、SFのような不思議な物語が根底に流れていきます。
もうこのさじ加減、塩加減がまた絶妙で次から次へとストーリーを紡いでいきます。

そして後半で現れるメイン。
軽やかさはそのままに、なんとも面白いストーリーが進行していきます。
やがて明かされる超能力の秘密、そして明かされる瑞希の過去、さらにSFのスパイスをきかせながら物語は驚異の展開へ。

とにかく読ませるパワーがすごい物語。
4人のキャラクターの吸引力に巻き込まれ、気付けば続きが気になって仕方なくなる。
そして読み終えた先には素晴らしい……

これ以上書くのはヤボなのでこの辺で。
ぜひ読んでみてください。

★★★ Excellent!!!

感情が乱れると体から衝撃波を出してしまう女の子・瑞希と、ちょっとエロい高校生の甚、幼馴染みの那智。この3人が顧問の夏美先生と一緒に超能力の謎を解き明かそうとするのですが、瑞希が彼らと知り合うきっかけになる出来事が「水玉パンツ」なのですから、もう冒頭から面白いです。

そして瑞希がヒロインと思いきや、他の女性陣もどんどん存在感を増していきます。芯の強い瑞希をはじめ、ボーイッシュでメシマズ属性の那智、メガネで酒豪の美人教師がヒロインの座を巡ってしのぎを削るなか、前半は楽しい掛け合いで進みます。
ラッキースケベのたびに、何も悪くないのにお仕置きされるというお約束の展開が面白さを倍増させます。

そして後半、いよいよ超能力の謎に迫ります。全ては過去のある出来事に隠されているのですが、そこは読んでのお楽しみ。タイトルに隠された意味が分かるとき、カタルシスを感じるはずです。

番外編では本編の登場人物の意外な一面が明らかになったり、ちょっとホラー風味だったり、こちらの完成度も凄く高くて面白いのです。コメディと思いきやシリアス、ミステリ、SFとテイストを変えつつ、それでいて読ませるのですから凄いとしか言いようがありません。

パンツ、それは男子の永遠の憧れでありフロンティアなのかもしれません。

★★★ Excellent!!!

多彩なキャラクターで数々のコメディと、繊細なエロ、じゃなかった、大人の恋愛小説を書かれる作者さまの、新たな境地にたどり着かれた作品です。

物語は、超能力をベースに三人の女性に囲まれた男子高校生の日常を描いた作品です。

とある理由で望まない超能力を身につけてしまった高校一年生の瑞希。

主人公の幼なじみである高校二年生の那智。

美人でありながら彼氏募集中の27歳神楽坂先生。

一見すると華やかな三人組に見えますが、その裏では、極小、小、大、という女性のプライドを巡ったバトルが始まっていて、そのせいで、主人公の甚くんがことあるごとに悲劇に見舞われるストーリーは、笑い不可避のオンパレードでした。

最後には、極小が偽大佐に、微が少佐に昇進するハプニングもありますが、ポロリではなく、ほろりとするシリアスな展開もあり、最後まで飽きさせないところも魅力の一つです。

読むと、微と小には大きな隔たりがあることを教えてくれる素敵な作品。ぜひ、みなさまもラッキースケベをメモリーに刻んでみてください!!

★★★ Excellent!!!

初々しい女子高生の水玉パンツに始まり、水玉パンツに終わる小説です。
……が、同じ水玉パンツで終わることがこの物語にとってどれほど大切なことであるのか。この水玉パンツには、物語を追った者だけが得られるカタルシスがそれこそパンツにプリントされたドットのように詰まっているのです。

これが水玉パンツに始まりシマシマパンツで終わったとしたら、ストーリーの根幹が揺らいでしまいます。まして紐パンで終わった日にはヒロインが初々しい彼女からメガネの変態女性教諭に変わってしまったんじゃないかと疑われます。さらには無味乾燥な地味パンに変わっていたとしたら、ちょっと暴力的だけれど可愛げもある、胸に関してはまだ成長の余地があるかもしれないボーイッシュな幼馴染が真のヒロインだったのかと愕然とすることでしょう。
ここまで書いたら、夏美先生(27)が扮装したフンボルトペンギンの下にはどんなパンツを履いていたのかがとても気になってきました(笑)
まさにパンツ小説。ですが、この作品は超能力小説という一面もあるのです。

主人公の甚君は、周りを固める三人のヒロインのみならず、出かけた先でたまたま遭遇したお姉さん相手にもラッキースケベを展開してしまう脅威の能力を持っています。
そんな現場を必ず幼馴染の那智ちゃんに押さえられて、なぜか痛い目を見て何かを奢らされるまでがセットの超能力です。

……え? 超能力の内容が違う?
瑞希の? 爆発? 時間の巻き戻し?

……すみません、今カンペが入りまして、どうやら私の語る超能力は本編のメインではないようです。

というわけで、メインの超能力についてはぜひ本編を読んで確認していただきたいと思います!


★★★ Excellent!!!

精神の状態によって超能力を発動させてしまう三枝瑞希が、上級生の岸本甚、宮前那智と出会うことにより、物語は始まります。
超常現象研究会と化した部の顧問である神楽坂先生と共に、三人の高校生たちは三枝の超能力の原因を解明していくのですが……。

と、こう書くと全く本編と別物のような気がしました。

ぶっちゃけ言うと。
甚君はラッキースケベと不運に見舞われているし、神楽坂先生は頭がおかしい美人教師だし、那智ちゃんは破壊的な料理を作る名人なんです。

そんな彼らが織りなす学園ラブコメディなのですが。
それだけではとどまらない。

後半、瑞希や両親にまつわる謎を解明していく時に漂う不穏な空気。
「……嘘やん。さっきまで、めちゃ楽しいラブコメやったやん。ハッピーエンドと違うん?」と不安になりながらも、おそるおそるページをめくり……。

最後は。
ご自身で確かめてください。
この作者様が用意する最高の仕掛けがあります。

やっぱり! 世界はこうでなくっちゃ! 
きっとそう思えるはずです。

★★★ Excellent!!!

恋物語の巨匠ユーリ・トヨタ氏が手掛ける超能力学園パンツ物語。
ついに完結しました。

物語はとても明るく楽しい作りをしていますが、話が進むにつれて真面目になってく様は読み手を惹き込むでしょう。

個性的な先生(♀)や悪戯好きな幼馴染(♀)、そして超能力を使える後輩(♀)誰もがヒロイン級の破壊力を持ち、主人公の責立てます。

この主人公(岸本甚)は天性のラッキースケベを有していますが、代償を必ず何かしらの形で払う姿。その様子は運命の因果律を体現したような人物でした。

爽快なギャグと息を飲む展開が堪能できる学園物語。
超能力の謎を追求するミステリー要素も含み、この先どうなるのか好奇心を駆り立てられるでしょう。

これまでに大人の恋愛(合法ロリ)、高校生四人組の恋愛(地味)、更に詐欺探偵物語や変態温泉物語など……数々の涙(笑涙を含む)を読み手にもたらす名作。その巧みな技術が惜しみなく使われた挑戦作。


「ここにいる彼女は、あの時の彼女だったのかもしれない」
この言葉の意味。とっても深いですよ。キーワードは「パンツ」です!

どうぞ、一読されてみて下さい。


最後に作者様。いつも素晴らしい作品ありがとうございます。そして、平日連続投稿お疲れ様でした。拝読が習慣化していたので、連載終了となり寂しくはありますが楽しい日々でした。また、何か連載して下さる事を心より、お待ちしています。

★★★ Excellent!!!

パンツから始まる物語が、ここまでシリアスな展開になってくるとは、想像していませんでした。

今はただ、神楽坂フンボルトペンギン先生の安否が気にかかりしかたありません。(本当はまじめに先生の仕事をしないで、お酒を飲んでいるのかな、なんて心配しているのです)。

後半にかけての追い込み、すばらしいです。
ぜひ、この高揚感を一緒に味わいましょう!!

★★★ Excellent!!!

この作品の一番面白い点は、常にハイテンションで愉快な掛け合いだと思います。
ラブコメジャンルではありますが、今読んだ部分までで判断すると比重的にはラブ<コメなのかな?
しかし、この手の話の生命線であるヒロインは、いたずら好きの幼馴染・那智、感情が乱れると超能力を使ってしまう後輩・瑞希、変わり者の顧問・夏美ちゃん先生と非常に個性的な面々が揃っています。
きっとまだ読んでいない部分にもまた魅力的なキャラクターが登場すると思うので、今から楽しみです。

★★★ Excellent!!!

とんでもトリガーで超能力が発動する美少女の謎とは?
そんな謎は、ひとまず置いておいて(おい

魅力的なヒロインキャラ達と織りなす学園コメディ作品です。


■大きなバストとパンツで魅せる青少年アタッカー瑞希ちゃん。


■胸は無いけど幼なじみでツンデレな司令塔(VS甚)那智ちゃん。


😈つねに逆襲していくカウンタースタイルの権威。フンボルト坂夏美先生(100027歳)

そんなバラエティに富んだヒロインキャラ達(いまのところ3人)に翻弄される、善良な主人公『甚くん』の日常は……クリスマスブーツにつまったお菓子のような、キラッキラでワクワクする物語です。

作者さんの安定した実力と、持ち前のサービス精神に溢れた連続コメディで、毎話毎話かくじつに笑わせてくれます。しかし、このまま笑えるだけのコメディだけで終わるのか? 作者さんの他作品からもわかるとおり、そんなことはない! きっとない!(プレッシャー)どんな盛り上がりが秘めているのか? 期待して作品を追います。

そんなわけで、作品フォローをして読むと、ちょっと幸せな気持ちになれる。そんな小説を求めている方にオススメします!

★★★ Excellent!!!

昔からパンツというワードは男の子の中にある何かを刺激して止まない魔法のコトバ。夢と希望と浪漫が詰まったそんなワードをふんだんに使い、さらに爆發要素まで加味した所が素敵です。

主人公もインパクトが大きいのですが、私的には27歳の某教師がダメすぎて愛しいです(笑)しかもメガネ要員。

どんな作品にも共通して言える事ですけれど、メガネ要員がいるのといないのとでは話の締まり方や読者の読書姿勢が全然変わってきます。

古くは飛鳥時代の古墳から出土し、最近では耳孔に入るほどコンパクトになったメガネと言うアイテムは、目の補正器具という本来の用途を大きく離れ、今では現代社会に生きるストレス過多のサラリーマンにとってなくてはならない心の拠り所となっています。

……さて、本題に入ります。
本作品は学園ドラマのジャンルに属する現代ファンタジー。
超能力者の少女を主人公に、彼女を取り巻くクセのあるキャラとの交流を軸にして進行していくのですが、これがあっちに行ったりこっちに来たりのドタバタ劇。しかも開始早々から。

普通は難しくて中々手が出せない手法なのですが、ものの見事に書ききっておられるところに、作者さまの情熱が窺い知れます。

お話はまだ連載中ですが、毎回期待しながら待てる!
そんな作品です。

★★★ Excellent!!!

学園ドラマに不思議な現象をブレンドして、さらにコメディとラッキースケベの要素を融合させた、「面白い」の一言に尽きる一作☆

生徒たちだけで謎の究明を果たしていくスタイルではなく、部活の顧問たる先生にも主要キャラの一人に昇格させて話を進めたところが、個人的なツボとしてハマりました。キャストそれぞれの個性を強く引き出し、誰を推そうか読み手に悩ませるところも作者様の魅力の一つだと思います。

物語が終わらないで欲しいと願いたくなるハッピーな終わり方にも注目です☆