第175話「それは白ゆ…あれ、おかしいな…」

「お兄ちゃんたち、ちょっと手伝ってもらっていい?」


「別に暇だからいいけど、何を手伝えばいいの?」


「今度学校で白雪姫の劇をやるんだけど、台本読みを手伝ってくれる?」


「いいよ」


「しょうがないな、私も手伝おう」


「お姉ちゃんもありがとう! じゃあお姉ちゃんが女王でお兄ちゃんが魔法の鏡役ね!」


「えーっとなになに? 鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰だい?」


「それは白ゆ…あれ、おかしいな…」


「鏡よ、どうしたんだい? 早くその姿を写しておくれ」


「いや写そうとしてるんですけど、影が薄いのか上手く写らなくてですね…」


「お兄ちゃん、そんなの台本にないよ!?」


「あー、白雪姫は影が薄いからな…」


「お姉ちゃんも納得しないで!」

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