第68話「ちょっと筋肉痛なんだ」
「ふーっ…ふーっ…」
「どうしたんですか父さん。今日はなんだかきつそうですよ?」
「太郎か。ちょっと筋肉痛でな」
「ーーえっ…今なんて言いました?」
「聞こえなかったか? ちょっと筋肉痛なんだ」
「父さんが? 何があったんですか」
「昨日は体の調子がよかったから、家を持てるかなって思って筋トレに使ったが…意外とクるもんだ」
「あぁ、それで昨日は家が揺れてたんですね。地震かと思いましたよ」
「しかも筋肉痛だけならまだしも腹痛もひどくてなぁ」
「まさか…」
「あぁ、母さん作のエナジードリンクを飲まされた」
「うわ、すごい不味そうですね」
「それ以上言うな。ちょっとトイレ行ってくる」
「早く行ってください」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます