第62話「壺が膝を抱えていた」

 周りはすぐに4人組を作っていった。


「困りましたね、余ってる人いますかね?」


「どうだろうな、俺らっていつも3人だからな」


「大丈夫じゃない? たしか数が余るってことはないはずだから、余った子と組めばいいわ」


「仮にもパーティを組むっていうのに雑ですね…」


 ーー


「よし、パーティは組んだな。それじゃあパーティごとにーー」


「先生、僕たち3人なんですけど」


「休みはいないからそんなことはないはずだぞ?」


 先生がそう言うので僕たちはクラスを見回した。


 …クラスのすみっこで壺が膝を抱えていた。


「あの、ソウタ」


「みなまで言うな」


 止められたけど多分、余りはあの子だよね。


「つ、壷プレイ!? …今度やってみようかしら」


「ユノ、やらなくていいです」

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