第16話「その日、店が」

「父さん、なんでいつも働きながら鍛えるんですか」


「いつでもお前ら家族を守れるようにだよ」


 安全な街の中だし、あんまり意味がないのでは?

 そう思うものの聞きはしない。


「普通に筋トレしてるように見えるんですが、重りとかつけてるんですか?」


「お、よく分かったな。実は全身合わせて500キロぐらいはつけてる」


「ご、500キロて…父さんは実は野菜の星の戦闘民族だったりしません?」


「それはなんだ?」


 ソイヤ人か何かかと思ったが違うらしい。

 姉さんや父さんを見てると、そうじゃないかと勘違いしてしまう。


 あ、黒い悪魔が店の中にいる。

 父さんに倒してもらおう。


「父さん、ゴキブーー」


「うおおおおっ!!」


 ーーその日、店が消滅した。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援した人

応援すると応援コメントも書けます

ビューワー設定

文字サイズ

背景色

フォント

一部のAndroid端末では
フォント設定が反映されません。

応援の気持ちを届けよう

カクヨムに登録すると作者に思いを届けられます。ぜひ応援してください。

アカウントをお持ちの方はログイン

フォロー機能を活用しよう

カクヨムに登録して、気になる小説の更新を逃さずチェック!

アカウントをお持ちの方はログイン

フォロー機能を活用しよう

カクヨムに登録して、お気に入り作者の活動を追いかけよう!