★★★ Excellent!!!
GO! 豪ッ!! 火頑豪!!! おおさわ
と、思わず口ずさんでしまいそうになる、昭和テイストな元気溢れるアツいノリ。アツ苦しい? それがいい、それでいいのだ。
だが、昭和スーパーロボット作品を知らなければこの作品を楽しめないかと問われれば否である。
登場人物は特徴を把握しやすく、物語は完成度高くまとめられており、非常に読みやすい。
ロボに触れてこなかった読者でも、楽しいと感じることが出来るだろう。
それにしても、この火頑豪。
間違いなくHPは多く、ポジション的に壁役。地上適性はBあたり、後半パーツでAになるかもしれず。命中率は低いかもしれないが、当たれば強力なエネルギー消費の多い攻撃を揃えており、ボスキラーのトドメ役にもなりそう。
まさに鋼の砦!
黒鉄元気はといえば、確実に精神コマンド、熱血を持っていそうな熱血番長そのもののイメージを良く捉えており、そのシャウトにはエコーがかかっていそう。豪放な反面の恋への臆病さも好感な好漢である。
スタイリッシュなリアルロボットも格好いい。だが、そんなハイカラだけじゃカクヨムロボ界、つまらねえぜ! と。バンカラを纏って現れた王道にして異端児!(象?)
それが、『戦え! 火頑豪!!』である!
追記:わかだいしょうにはフイタw