世迷いペンギンは荒野を歩く

作者 芳川見浪

とにかくペンギンが強くてカッコいい!

  • ★★★ Excellent!!!

 荒廃し砂の惑星と化した遠未来の地球を舞台に、遺跡の謎を巡る少年考古学者と仲間たちの冒険譚。

 一言でいうとそうなるはず。
 でも、この作品の面白さの神髄は、たぶん、ハチャメチャなキャラにあります。

主人公のヨハン
祖母から引き継いだ水の星の記録を探す旅をしているのだけど、荒野ではこれくらいタフじゃないと生き残れないかもしれない。読者の想像の上をいく破天荒さと知的戦闘力は、愉快で痛快。

ペンギン、ペンギンダー
本当にペンギンだった。そして、渋くて強いダンディー。ペンギンダーの強さは異常。反則的に強いので戦い方が……っ! でも、それが面白い。

メル
箱入り娘のトレジャーハンター? 何か背景が色々ありそう。今後の展開に期待してます。

ショーン
この作品の明るく楽しい部分を一手に担っている有能な人材。

 表面はお笑い活劇に見えるのに、深層にはハードなSF魂があるのだけど、そこをあえて売りにしないで、こんな妙なキャラの面白さで引っ張っていく作品作りは、凄いです。一気読みしてしまいました。

読みましょう!
確実に面白いと思えるペンギンです。


(本当に面白かったので、つい……乱文で失礼しました)


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