第3話

転生して早2年。この国の文字もだんだん理解してきた。言葉は日本語、文字は・・・。

まあとにかく、お母さんとお父さんが超が付くほどの美男美女。それはそれはもう。

私も新しいお母さんみたいに、金髪で青い目をしてるのかな。それとも新しいお父さんと同じ、茶髪で緑の目?鏡がないから自分がどんな格好をしているのかわからない。


家族構成は、父、母、姉、兄だ。みんな優しい、いい人たちだ。この家に転生できてよかったと心底思う。

前は、兄弟がいなかったから、ほしかったんだよなあ。

お姉ちゃんもお兄ちゃんも、お母さんにそっくりだ。きれいで仕方がない。まぶしいっ、と思う。

自分で発光してるんじゃないかと思うくらいに。


この国の制度もなんとなく理解してきた。

この国の人たちは、魔法が使えるらしい。お母さんが使ってるのを真似して使ったら、すごい力で炎が出た。そのときにいろいろ説明してもらったんだ。

2歳で使えるのは初めて見た、と父。要するに、転生には付き物の、チートを私はもらったってわけだ。

まあ、その話は置いといて。

魔法学校というところがこの国にはあって、すごい魔法が使える人しか入学できないらしい。母も父も卒業生。姉と兄は最近入学した。

その学校でバトルが行われ、それで優勝すると、願いを叶えてくれるらしい。

まだ、いろんなことを説明されたけど、赤ん坊の脳は小さすぎて、覚えきれなかった。


ふわー眠くなってきた。赤ん坊は寝るのがお仕事。こんなに幸せなのはいつぶりか・・な・・・・。

私は眠りの渦にとらわれた。

お母さんは、私の背中をずっと撫でて子守唄を唄ってくれていた。

きっとその歌にも魔法がかかっていたんだろうな・・・。


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