物書きに絵を提供する半端絵師の話。

作者 手嶋柊。

Web小説に捧げられたファンアートを描く人の本音

  • ★★★ Excellent!!!

絵を描くことで小説への愛を伝えたいという絵描きさんの葛藤が活写されています。
一定程度イラストに興味がある or あった方にはもしかしたらかなり「刺さる」かもしれない内容です。少なくとも、自分には刺さりました。

小さな頃から多少絵に自信があると思っていましたけれど高校時代、同級生の女の子が異次元にうますぎて心ポッキリと折られたことを思い出してしまいましたよ。
卒業してからも少しは描いていましたけど、いつしかそのために机に向かうこともしなくなって今に至ります。

自分はチキンなので絵を晒したりできませんでした。
その殻を破ってTwitterにあげて、さらにファンアートを作者さまに直接提供しているというだけでも私はすごいと思います。
私はそんなこと、考えたことすらありませんでしたから。

初めから上手い人なんかいるわけがありません。
神絵師も若い頃はノートの隙間にしていたような落書きから始まっているのです。
就職などの問題はあるでしょうけれど、趣味としてはどうか続けていただきたいものです。

今はいい時代で、Twitterにはすごい絵師さんがたくさんいて、中には創作論的なものを惜しげもなく後進に教えてくれるような方もいらっしゃいます。

卑屈になってしまう時もあろうかとは思いますが、描き続けていった先に上達はある……はず……

さいわいタイムラインを拝見している上では作者さんは多くの同士に恵まれているように思えます。
けものはいてものけものはいません。
気負いすぎないように励んでいただきたいと思います。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

その他のおすすめレビュー

コミナトケイさんの他のおすすめレビュー 80