物書きに絵を提供する半端絵師の話。

作者 某何かしら

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★★★ Excellent!!!

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 レビューを、書いていいのだろうか?
 そう、思わされた。

 自身も書くし描く人間であり、背景には、どこか半端者である共感を持って読ませてもらった。
 だが、理解した、というには、やはりどこか己の中で欠いていて。

 書いても描いても、欠いていて。

 結局、こういう形になるしかないのだと自分自身を納得させるしかなく、キーボードを叩いている。

 絵は、目で描くものであると思っている。
 今まで何を見てきたか、作品を通じて何を見て取ったか、手先が器用だからなんかじゃない、ペン先に宿るのはそういう生き方である。
 この作品は、それを文章化したものなのだろう。

 絵は描くけれども、アート、なんて、おこがましい。
 そんな思いを1度でも感じたことがあるならば、是非、読んでもらいたい。

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★★★ Excellent!!!

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誤字などのところはさておき、冒頭から終盤までの絵師を目指さんとする幼少からのエピソードを、自分の過去と重なってしまった点がかなり多く、背中をつつかれる気分に苛まれた。とにかく描くしかないのに、卑下してしまうジレンマ――私も高校や大学で絵を鍛えようとしたものの、似たような思考に襲われて、文を取ることに至っている。この作品は「絵師はかくあるべし」というものではない。誰しもが抱えそうな悩みを的確に捉えて離さない、クセになる作品です。

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★★ Very Good!!

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小説と絵描き、その両方が好き故に、好きな作品のためにファンアート(FA)を描く人種がWeb小説界にはいる。
中途半端であるがために抱く劣等感、向上心が元となる葛藤……これはエッセイではない。それを三人称視点で描いた"物語"——ノンフィクションである。
少しでも絵を描いたことがある者、絵を描くのが好きな者なら、一定の共感を覚えることだろう。

★★★ Excellent!!!

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愚痴のようで愚痴ではなく、苦悩をかみ砕いていく様子が面白い。
かみ砕いた苦悩が、やはり苦々しさを伴っていることが伝わってくる。
そこに、わかる人にしかわからないマニアックなネタをエッセンスにして、ただ重々しくしないかるさが出ているところがまたよい。
これは一つの文学ではないだろうか……。

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★★★ Excellent!!!

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絵を描くことで小説への愛を伝えたいという絵描きさんの葛藤が活写されています。
一定程度イラストに興味がある or あった方にはもしかしたらかなり「刺さる」かもしれない内容です。少なくとも、自分には刺さりました。

小さな頃から多少絵に自信があると思っていましたけれど高校時代、同級生の女の子が異次元にうますぎて心ポッキリと折られたことを思い出してしまいましたよ。
卒業してからも少しは描いていましたけど、いつしかそのために机に向かうこともしなくなって今に至ります。

自分はチキンなので絵を晒したりできませんでした。
その殻を破ってTwitterにあげて、さらにファンアートを作者さまに直接提供しているというだけでも私はすごいと思います。
私はそんなこと、考えたことすらありませんでしたから。

初めから上手い人なんかいるわけがありません。
神絵師も若い頃はノートの隙間にしていたような落書きから始まっているのです。
就職などの問題はあるでしょうけれど、趣味としてはどうか続けていただきたいものです。

今はいい時代で、Twitterにはすごい絵師さんがたくさんいて、中には創作論的なものを惜しげもなく後進に教えてくれるような方もいらっしゃいます。

卑屈になってしまう時もあろうかとは思いますが、描き続けていった先に上達はある……はず……

さいわいタイムラインを拝見している上では作者さんは多くの同士に恵まれているように思えます。
けものはいてものけものはいません。
気負いすぎないように励んでいただきたいと思います。

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★★★ Excellent!!!

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当然、本作は作者様の心の吐露と見るべき作品だと思います。

ですが、私は本作の文章に、読んでいる自分自身への問いかけを受けた気がしました。なぜなら、Web上で小説を書いている自分自身も、結局は自己満足をガソリンに走り続ける不安定な立場に変わりは無いからです。

自分はなんのために書くのか。

プロになりたいのか?
楽しいから書くのか?

自分は何になりたいのか?

ストレートであるだけに、その問いかけは多くの人に一読して欲しいと思いました。そして、これだけは言えます。

俺はどんなイラストでも、頂けたら家宝!めっちゃ嬉しいです!!

★★ Very Good!!

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 涙で前が見えません。

 いわゆる「よその子」が思ったように描けない、この子の魅力はこんなものじゃない、そもそも自分の画力自体に問題が……そんな苦悩、後悔、葛藤、その他もろもろの澱んだ感情――よその子を描いたことのある人であれば一度は抱くであろうモノを、胸をえぐる描写で本作は突きつけてきます。あるあるすぎてもう絶望しかありません。

 カタルシスも何もなく、まだ続きもありそうな形のところであえてぶつ切りで終わっている演出が「これ以上先へは行けない」という挫折感を生み出しています。本当に絶望しかありません。

 しかしそれでも我々はよその子を描かずにはいられない。あえて挫折したままぶつ切りで終わっているのも、そこから立ち上がり前に進むのはお前たちの役目だと読み手に訴えかけているのではないでしょうか。

 一度でも「よその子」を描いたことのある人には是非読んでいただきたい作品です。

★★★ Excellent!!!

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これは恐らく、作者様のノンフィクションストーリーである事でしょう。

主人公である『彼』は興味本位で絵に関わるようになった。そして徐々に心に膨れ上がる向上心、そしてこんなのでいいのかという挫折。その繰り返しを、今まで何回も受けた事か。

これは商業ではないフリーの絵師にも言える事でしょう。その苦悩がありありと伝わってきますが、同時に絵師の満足感も感じられて、何か嬉しく感じますね。
フリーの絵師の方々には、ぜひこの物語を読んでほしい物です。この物語を見て何か掴める事が出来れば……そう願いたいものです。

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★★★ Excellent!!!

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 ダウナーな内容ながら非常に興味深い話。絵が中途半端に上手い主人公が卑屈ながら絵に興味を持つ過程がリアルに表現されております。
 また、人の心情を考察した面が特に卑屈ながら面白い。
 キャラクター絵を書いたことのある人、興味がある方は非常にオススメです。

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