遊)No.72「正月居残り組みの楽しみ」
会社の事情や何やらで、年末年始、日本に帰れない駐在員も居る。
中には、敢えて希望せず、タイから海外旅行に出かけるご家族もあるが、単身赴任の駐在員にとって、正月をタイで迎えることほど、退屈で暇をもてあますことはない。
そんな彼らにも正月の過ごし方がある。
その(1)———ゴルフ合宿
ホテル付きのゴルフ場へ泊まりかけで3〜4ラウンドゴルフ漬けってやつ。昼はゴルフ、夜は宴会、みたいな感じで。
映画「戦場にかける橋」のロケ地になった「カンチャナブリ」にはこういったホテル付きのゴルフ場も多く、整備の整った綺麗なゴルフ場が多い。また北部チェンマイや王室避暑地のファヒンなど。
その(2)———釣り合宿
こちらは、釣り好きな方にはたまらんでしょうな。南部のラヨンやパタヤ近辺には釣船を出す釣り宿が多くあって、釣った獲物はその日にサバイてくれたり、日干しにしてくれたり。
のんびり、なんにも考えず釣り糸を垂れて、一年の垢を落とすのもいいかも、ですね。
日本人にとって、正月というのは特別イベントであり、一年の始まりを日本で迎えるのは“当たり前”なのだが、結局は寝正月か、食いすぎ、飲み過ぎでメタボになるとか、正月テレビ番組にも飽きて、結局は正月休みの終わり頃には、早く仕事してえーな、とか思うようになるものだ。
そうであれば、先述のような過ごし方の方が、有意義なのかもしれないですな。
私のような、昭和の人間は、年末は「レコ大」「紅白」で年始は「箱根駅伝」っていう流れを、なかなか崩せないもんです。
さてさて、2017年もそろそろ、お終いですが、駐在員諸兄、日本在住の諸兄の正月の過ごし方は如何に??
どっちにしろ、「良い、お年を〜〜」
(このエッセイも、年末年始はお休みとなります 笑)
【激生---海外駐在員事情】(バンコク編) 千葉七星 @7stars
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