卵が先か鶏が先か
むかしむかしあるところに卵と鶏がいました。彼らは親子だというのに仲がとても悪く、いつも喧嘩ばかりしていました。
鶏は言いました。
「私はアンタの産みの親なのにアンタと来たら!少しは親を敬うってことができないのかい?」
卵は言いました。
「そういうオメエは何から生まれてきたんだよ?卵だろうが!感謝されても感謝する覚えはないね!」
この様子を見かねた神様は、二人のためにあるものを作ってあげました。
そう、親子丼です。
こうして鶏と卵は均等に混ざりあい、二人仲良く暮らしましたとさ。
めでたし、めでたし。
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