こちらIQ81探偵社、代表は今バイト中です。

作者 ユーリ・トヨタ

72

25人が評価しました

★で称える

レビューを書く

ユーザー登録(無料)をして作者を応援しよう! 登録済の方はログインしてください。

★★★ Excellent!!!

――

公式レビューの上から失礼します。

もう動物探しでも何でもいいから、新たなストーリーを作者様にはどんどん書き足して欲しい!!

まず、タイトルからも連想できるが、軽いタッチで綴られたミステリーもの。しかし、読み進めていくに連れてそのミステリーの中枢にあたる事件がどうでも良くなってしまった(笑)それ程までに完成された登場人物達に読者側は翻弄される。

本作には何か他作にはない独特で不思議な魔法の様なものを感じたので個人的に分析してみた。

それはまず初めに、各所に散りばめられた笑いにも作者のセンスが抜群であった。それは、軽いものから強くハートを貫かれるものまで様々であり、時には声を出して笑ったくらいだった。その笑いの表現ひとつひとつは、作者の登場人物達に対する愛情表現とも感じ取れる皮肉や妬みを織り交ぜたものだ。だからこそ読者側はその愛情を感じ取り、この物語に強く惹き付けられる要因のひとつになっているのだとも感じた。中でも、櫛名田代表の行動や発言や発想には人間らしい狡い面々が多々あり、それを隣で全否定する藤堂くんの存在が常にある。強い立場の者を、雇われ側である弱い立場の藤堂くんが気持ちのいいくらいに若者らしく全力で否定する。それがあるからこそ、いつしか読者側は〇〇連合に対して共感や応援をしていると感じた。そこへ癒し系天然女子を投入とは、この上ない設定だ。大体こういった女子の登場は、物語に割って入り込みすぎてきて今までの主人公達の存在感を薄めてしまいがちであるが、本作のこの女子は良い距離感で常に居り、不味いものを運んできては彼らに常にバトンを授けている丁度良さが口説くない。そして若者同士になると欠かせなくなるのが恋愛感だが、これもまた適度に発展させずに発言や行動には常に賓があり、心の中で静観して願っていいる一番良い距離を裏切られなかった。心地と後味が非常に良い。

物語は常に一…続きを読む

★★★ Excellent!!!

――

まず最初に、タグがずるい(褒め言葉)! 

探偵・コンビ・事件はともかく、ダメ人間・変態・メシマズ嫁! 
タイトルの「IQ81」もそうですが、センスがすばらしいですね。

で、本編のご紹介なのですが。
藤堂忠三郎は往年の探偵ドラマの主人公に憧れる大学生。
ゆえに櫛名田探偵社でバイト(というか丁稚)を始めます。

そして事務所に持ち込まれる殺人事件と犬探し!
所長は新米でポンコツ!
所長の姉はいやらしくて名探偵――

殺人事件っていう大きな案件を、際だったキャラとコミカルタッチな進行で思いっきりかき回すわけです。
しかも、これらを全部まとめてちゃんと「この物語らしい」解決に至りますからね。

センスだけじゃなく、筆力もお見事。

ライトミステリが好きな方、古き良きベスパを駆る探偵ドラマ好きの方、キャラ小説が好きな方、どなたにも楽しんでいただけるキャラ系本格ミステリです。

(必読!カクヨムで見つけたおすすめ5作品/文=髙橋 剛)

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

リアルタイムで「探偵物語」を知りませんが、有名なドラマであったことは承知しております。そこで拝読してみました。
面白い! 今作は普通に本屋さんの棚に並んでいても、まったく違和感のない小説です。
主人公の大学生藤堂くんと、探偵事務所の看板を掲げる櫛名田代表が巻き込まれる事件。ミステリーの骨格に、コメディタッチの会話。もちろんヒロインも絡み、物語を一層面白くさせています。web小説の中に、これほど手応えのある作品があるとは、ビックリです。
ミステリー好きなかた、ぜひぜひご覧になってください。
大満足の一品です。

★★★ Excellent!!!

――

舞台は古き良き探偵の時代。一見超有能そうな櫛名田探偵と、彼に雇われた藤堂君が活躍……してるんでしょうか? 何か凄く残念になっていくのですが、この2人(笑)

ともあれ、探偵事務所にまいこんだ巨大な事件は、更なる驚きを呼びこみつつ、意外な展開をみせます。

ヒロインの可愛さ、織り込まれたディティール、そして最後のどんでん返しまで目が離せません。

何より、残念探偵社2人の、残念すぎる活躍ぶりを、その目で確かめてくださいね!

★★★ Excellent!!!

――

 見た目は格好いいダメダメ探偵と初めて東京に出てきたアルバイト青年が、とんでもない事件に巻き込まれ、解決しない話です。

 難事件をサクサク解決するのかと思いきや! いや、結果的に事件は解決するのですが、その過程が面白い!!

 個性あふれるキャラがとても魅力的で、実写化しても面白いんじゃないかと思いました。

★★★ Excellent!!!

――

ヒマげな探偵事務所に美人が訪れ、莫大な報酬と共に謎の依頼を残す――直後に殺され、探偵はとてつもない事件に巻き込まれる……。

古典ハードボイルド探偵モノの「定番オープニング」へのオマージュが楽しい。もちろんそこは「IQ81」探偵社。物語開始直後から話が脱線し、なぜか犬探しのデタラメ解決へと邁進。そのままどんどん脱線しつつも、例の事件が着実に解決されてゆくという、まさにミステリのような作者の力業が見事。

本作の美点は、登場人物がどれもキャラ立ちしていて、キャラノベルとして楽しめる点。その意味でライトミステリの基本をしっかり押さえた、気楽に読める小説と言えるでしょう。

★★★ Excellent!!!

――

ほのぼのと進行する話と思いきや、一転してまた一転。飽きがさせないストーリー展開です。じっくりと始まり急展開。
登場するキャラクターも個性的で彼等のやり取りが見所ですが、主人公(一人称)の藤堂が緩やかに壊れていきます。彼は探偵事務所でバイトする事により、様々な経験をします。その経験が彼を成長させるのです(笑)

★★★ Excellent!!!

――

大学進学で上京した少年、藤堂忠三郎が見付けたのは、
探偵社の助手という変わり種のアルバイトだった。
昭和56年の東京を舞台に、新米探偵&新米助手は、
まさかの大事件に巻き込まれ、奔走することとなる。

コミカルタッチの語り口と場面転換時の引きの強さは、
良作のテレビドラマを彷彿とさせる。とにかく楽しい。
探偵&助手もさることながら、ヒロイン2人がまた魅力的。
テンポがいいから、舞台演劇として観てもおもしろそうだ。

昭和56年はまだ生まれてない頃だけど、安心感を覚えた。
今流行りのテンションや悪ノリが存在し得ないから良い。
主人公の語りも登場人物たちの掛け合いも安定していて、
最後まで楽しく拝読した。続編やスピンオフも楽しみ!

★★★ Excellent!!!

――

いやー、面白かったですね。
まず、キャラクターが最高に面白いです。
お調子者からMに目覚めていく主人公の忠三郎くんと、探偵事務所のペテン野郎こと櫛名田さんのコンビに、とにかく笑わせていただきました。
ですが、内容自体は本格的なサスペンス!
ドタバタしているようで、かなり綿密に練りこまれたお話でした。
出来れば映像で見てみたいと思わせる、お勧めのエンターテイメント小説です!

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

学生の藤堂君が、見た目カッコいい探偵・櫛名田さんの下でバイトを始め、そこであった事件簿が収められてます。
櫛名田さんがとことんまで駄目なところなコメディタッチ、それでいて大事件なところはミステリーにと、絶妙に仕上がってます。
あと、櫛名田さんのだめっぷりに当てられたのか、藤堂くんがどんどん残念になっていくところも見ものです。

★★★ Excellent!!!

――

お金に困った大学生が、
探偵社のアルバイト募集を見た事から始まる物語。
ジャンルはハードボイルドコメディとでも言えば良いのでしょうか(笑)

まず目を惹くのが表題。
『1Q81』ではなく『IQ81』です。
ここ、テストに出るのでノート取るように。

小説家を目指す少女とか編集者とか沢山の死体とか、
そんな物は(今のところ)一切出てきません。春樹ファン涙目です。

寧ろ、ざまあ!
とあざ笑うかの如く、1Qと関係ない話が進んで行きます。

表題の意味は明かされていませんが、
探偵社社長の駄目っぷりが凄まじいので、
彼の知能指数に思えて仕方がないです。
(1981年の意味なのかも。謎が謎を呼ぶ)

しかしそんな駄目駄目探偵の元に迷い込んだ大事件。
果たして主人公達は、事件をどう解決していくのか!?

スピード感溢れるタッチで軽快に描かれるミステリー。
読んでしまうと続きが気になって御飯食べれないかも(笑)







★★ Very Good!!

――

 探偵役と助手役のオーソドックスな形かと思いきや、探偵役も大丈夫か?という構成。大きな事件もあるのに、一体誰が推理してくれるのでしょうか? もしかしたら探偵役が本当に探偵として覚醒するのか? そういう点で今後が楽しみな作品です。
 つまり何が言いたいのかというと、キャラ立ては良いと思います。

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました

★★★ Excellent!!!

――

内在された謎を「あっ」と驚くだけのギミックとして使い捨てるのではなく、
キャラのパーソナリティを拡張させ、愛着や親近感が沸くように仕向けている一石二鳥の技術がめちゃ一流!
現時点ではまだ序盤なので関係性の魅せ方に特化してるが、
このコンセプトをひたすら伸ばすのか、多様性を内蔵されていくのかという点にも着目したいぜ!

さんがに★で称えました

さんがに★で称えました