第147話 三が日のお献立とはなんぞや

 はいこんにちは~。

 みなさん、年末年始はいかがおすごしだったでしょうか。

 まだ松の内ではありますが、すでに仕事初めを迎えられた皆様も多いと思います。かく言うわたくしめも、4日から仕事に出ておりました。

 どなたさまもお疲れ様です!


 さてさて。

 今回はダンナによる、年末と三が日のメニューなどご紹介してみましょう。

 ……え?

「アナタのじゃないの?」というご質問はナシの方向で。ぜひ!(大汗)

 いやこのエッセイをお読みのみなさんはもじゅーっぶんにわかってらっしゃるとは思いますが(笑)。


 まずは大晦日から。

 多くのオタク……でなくてお宅でもそうだと思いますが、我が家は毎年紅白を見る派です。お風呂はそれまでに済ませておいて、紅白を見つつダンナはいそいそと年越しそばの準備をします。

 えび天は近所のスーパーで購入したもの。

 それをいただきつつ紅白を見終わって、「ゆく年くる年」で年明けを迎えたら、年始の挨拶をおたがいにしてさっさとベッドに入っちゃいます。

 

 とはいえ高校生のムスメはそばのあとはずっと別室で友達とネットゲームとかやって騒いでおりまして、たぶん5時ぐらいまで起きてるんとちゃうかな。しらんけど。


 お年始の初日の出はだいたい7時すぎにあがってくるので、その頃までは私はぐうぐう寝ていますが、ダンナはさっさと起きてお雑煮の準備をしています。


「●さ~ん。7時やで」


 と起こされて、眠い目をこすりつつ窓際へ。

 えーと、我が家は山の上なんで、眼下にひろがる市街地を見下ろしつつその向こうの海や山までしっかり見えてしまうので……なんと、いながらにしてそのまんま初日の出が拝めてしまうのです(笑)。


「今年もよろしくね。捨てないでね」

「こちらこそ今年もよろしく~。いや捨てへんてばもう!」


 といういつもの会話をしつつ食卓へ。我が家はこたつなのでそちらです。

 今年はムスメが起きるとは思えなかったので起こさず、ダンナと並んで初日の出を拝み、お線香をあげてお仏壇に手をあわせてからお雑煮をいただきます。


 我が家のお雑煮はダンナの家の味。関西風なので白みそです。私の実家のほうはおすましだったので、最初のころは不思議な感じがしましたが、美味いのでなんでもよい(笑)。作っていただくもんにはなんの不満もあろうはずがない。

 里芋とお正月用の人参と大根。もちろんお餅も。


 ちなみに、我が家はおせちをつくりません。

 おせちは、ふだん忙しい主夫や主婦のみなさんがお休みをとるために年末に作り置きできるものをつくるという習慣なわけですが、ダンナはお正月でも普通に料理をしてくれるのです。

 大体、お雑煮を食べたらおなかいっぱいやし、家族みんな、一部のものを除いてあんまりおせちが好きではないからです。いやまあ、それぞれ意味があって縁起もんやっちゅうことは理解してんねんけども~。


 お雑煮といっしょにほんのちょびっとだけお屠蘇とそを舐めるようにして、眠い時はまたそのまま寝ちゃいます。

 お昼ちかくになってからまた起き出して、年賀状をゆっくりと拝見。

 ムスメもここいらへんでようやく起きてきます(笑)。


 今年はなんとなくお昼ご飯を食べるのを忘れていましたが、食べるならお餅を。海苔で醤油とか、きなこ餅とか。

 で、元日の夜は大体すき焼きと決まっています。


 翌、二日目。

 朝はお雑煮。

 お昼はなんと茶わん蒸しです!

 茶碗蒸し! わたし、大好物。

 しかも、ちゃんと銀杏ぎんなんとユリ根も入ってる!


「あ。おさかなも入ってる。これなに?」

「うん、今年はぶりが手に入ったから」


 っちゅうことでぶり入り。鶏肉も入っております。

 これがんまい!

 材料と器の関係でいつも四つ作ってくれまして、普段なら母が我が家にやってきて泊っているのですが今年は無理で、私がふたつ頂くことになりました。食いしん坊である……。

 ほんで、夜はまたすき焼き。

 

 三日目。

 お雑煮やお餅のことも多いですが、今年の朝はいきなりレーズンロールとかに戻り、お昼におぜんざい。


 あ、そうそう。ここまででお気づきやと思いますが、私たちはあんまり真面目に元日から初詣にはでかけません。ちょっと人がすいてきてからお参りします。

 今年も、4日に私が出勤したのですが、そこから早めに帰るついでにふたりと待ち合わせてお参りを済ませてまいりました。帰りには久々に外食をして、お腹がパンパンになっておりました(笑)。


 てなわけで、つづれ家のお正月事情でございました~。

 ではでは、またです!

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