第136話 金庫にしまってんねんとはなんぞや

 はいこんにちは。

 ものごっついたま~にやってくるあほあほエッセイ、今回もやって参りました!(だれも待ってない)

 実はこれ、裏側で更新しようかと思ってたんですよね。

 と思ったらなんとダンナの了解を得られたので、裏ではなくて表側で更新することになったっていうね……ほんま大丈夫か。大丈夫なんか私!


 さてさて。

 うちではダンナと私がいつも同じベッド(クイーンサイズ)で寝ているということは多分どこかでお話していたかと思いますが。まあ、書いてる本人すらもうどこに書いとったか忘れたけど(あかんやん・苦笑)。

 

 ダンナがいまちょっと仕事なくて短期の専業主夫になっておりまして。いやそっちはもう次の仕事が決まってるので大丈夫なんですが、ともかくも十日ほどは完全に家におる状態に。

 今朝はたまたま私が遅出やったもんで、ふたりでベッドでのんびりしておりましたら、いつもはほんとうにギリギリになるまで起きられないムスメがふらあと幽鬼のようにやってきまして、


「大丈夫なん?」


 ときく。どうやら私の仕事を心配してくれた模様。


「あっ、大丈夫やで~。今日は遅出やから」

「ふーん」


 するとダンナがひょいと布団を持ち上げました。


「はいはい。ほしたらこっちに入り」


 ということで、私を真ん中にしてしばらく三人で川の字になっておりました。

 こんなん久しぶり。ムスメが小さいときにはこうやって寝ていたのを思い出す。

 私は真ん中でふたりと手をつないでしばしくつろぎました。


 あ。話がめっちゃそれた。まあいつものことや。

 えーと、今回のお題はこっちやなくてですね。

 そんな感じでいつも一緒に寝ているわたしたち夫婦ですが、寝入るときはしばしばお互いくすぐりあいっこになります。おもに私が我慢できない(笑)。


 ほんでね。

 ほら人間ってふつうに手を下ろしたら、相手の股間に手がいきますやん。

 え? いかない? 一般人の手ってそんな短かったっけ(とぼけた顔)。

 

 ほんでその日も、ひょいと手をおろしたらそれがたまたまダンナの股間に。

 でも、もぞもぞ触っていてもそれらしい感触がしなかった。ま、服の上からやからねー。


「あれ? ないぞ。今夜はないの?」

「ありません。しまってあるから」

「へー。ちゃんとなくなさいように金庫にしまってあるんやね。金庫だけに!」

「…………」


 さすがのダンナもすぐに反応できんかった。

 ざまあみやがれ。

 

「……あのね。座布団ぜんぶ持って行かれるで」

「うっひゃひゃひゃ。そうやね! くだらんすぎやねえ」


 それは笑点のアレやね。

 ご存知の方はご存知やと思いますが、落語家のみなさんがひとつのお題で色々と面白いネタを披露するコーナーがありまして。面白いネタを言うと座布団が増やされ、おもろないネタを言うたら座布団が持っていかれるお遊びがあるんですな。

 瞬発力、頭の回転の速さ、場の空気を素早く読む力などなど、プロの芸人としての才能が遺憾いかんなくためされる場ですね。

 もしも自分があの場にいたら……と思うと、ひたすら冷や汗かくやつです(笑)。

 芸人さんってすごいですね。


 って、なんの話やったっけ。

 ああ、はいはい。

 そんなわけで、朝や夜のつづれ家のくだらんたわむれをご披露しました。


 あかん、座布団ゼロになるう!


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