第88話 枕とられてもみもみとはなんぞや


 なんていうかもう、今日のは一発ギャグっていうか一句っていうか。

 よろしかったらおつきあいください。


 最近、急に朝晩が涼しくなって参りましたね。

 先週は氷を入れてアイスコーヒーを飲んでいたのに、今週はホットココアが飲みたい、みたいな。

 お知り合いで体調を崩されている方もちらほらおられます。

 どうぞ皆様、ご自愛くださって楽しい秋をお過ごしくださいますように。


 で、ですな。

 今朝はそんなんで、珍しくダンナも寝坊をしておりました。なにしろ涼しくて、夜じゅう心地よく眠れますからね。

 いつもなら朝の五時起きとかが普通やのに、その日はハッと気づいたらもう八時を回っておりました。

 いや私は、ほっとけばそのぐらいでも寝ているかもしれませんけどもね。

 たとえ休日であっても、ダンナが寝坊しているのは珍しい。

 で、まあ私も三度寝ぐらいやらかしてしまいまして(苦笑)。わりと明瞭なストーリーのある夢をいくつか見るぐらいには寝ておりました。


 前にも書いたかもしれませんが、私とダンナはクイーンサイズのベッドに一緒に寝ております。

 その朝は私、一回起きてお花を摘みに参りまして。そんでベッドへ戻ったら、ダンナが私のほうにどかーんと寝ておりました。明らかにわざとです。

 ちょっかいを掛けてほしいがためにやっている、完全に故意の犯行。

 ネコか!

 ここで放置プレイをして泣かせるのもなかなか楽しいのでございますが、その日は気が向いたのでしばらくもみもみしておりました。


 だれが、だれの、どこをって?

 そりゃもちろん、私が、ダンナの、ぽっちゃり肉を、ですがな!

 それ以外がありまして? 奥様!


 ほんでひょいと思いついてツイッ○ーに一句。


「 ぽっちゃりに

  枕とられて

  もみもみもみ 」


 もちろん、なんもわからん人に誤解されてもアレなので、ちゃんと「だれが、だれを」は補足しときましたけどね。

 我が家でセクハラをやらかしているのは、我が家で私ひとりです。

 ……なんの自慢にもならん。


 どっとはらい。


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