ええっ? 木製の人工衛星だって?
今日の地元は割と曇っております。室温は執筆時で13.5℃。まぁこの冬の平均気温くらいかしら? 曇ってはいますけど、雨の心配はなさそうな感じです。
地元はこんな感じですが、日本海側は相変わらず寒さが厳しくて雪も結構降るみたいですね。風も強くて、吹雪くところもあるようです。どうかどこにも天候由来の被害が発生しない事を願うばかり。
昨夜はしぶんぎ座流星群が極大期を迎えましたね。皆さんは見られましたでしょうか? 一番たくさん流れるピークの時間が朝の5時と言う事で、私もその時間に起きて夜空を眺めていたんですよ。3分で1個見つけるのが精一杯でした。
寒かったのでそこからはネットのライブ中継に移行。画面上で10個以上の流れ星を見られたので満足です。ええ、満足ですとも。
ではまずコビッド関連の話題から。全国で782人、東京で103人、大阪で79人、沖縄で130人、山口で56人の感染者が新たに確認されたり、沖縄のアメリカ軍関係の感染が計800人超えた事が分かったり、東京の東京大神宮では職員11人の感染が確認されて1月3日~16日の一般参拝を中止する事になったりと、神社クラスターが発生した模様です。参拝に来ていた人もこれはショックでしょうね。感染が確認された人も、どうか無症状か軽症でありますように。
さて、昨日は、全国各地で里帰りしていた人達のUターンが始まっていたり、箱根駅伝で青学大が大会記録を更新する走りを見せて2年ぶり6度目の総合優勝を果たしたり、北海道の新千歳空港で雪の影響を受けて遅延や欠航が相次いだりと、この他にも様々なニュースがありました。
今回取り上げるのは、宇宙開発の新たな可能性の話題です。木製の人工衛星が作られているのだとか。不安な点もありますけど、もし成功したら画期的な事ですよね!
京都大と住友林業が世界初の木造の人工衛星の開発を進めているのだそうです。木造衛星は簡素な作りが可能で、環境への負荷も小さいメリットがあるのだとか。今年度中にISSで宇宙空間での劣化具合を調べる実験を始め、衛星は2023年度の打ち上げを目指しているのだそうです。
木は電磁波などを遮断しないため、衛星に使えば通信機器やアンテナなどを展開する必要がなくなり、立方体などのシンプルな構造に出来るのだとか。大気圏への再突入時は木の部分が完全に燃え尽きるため、アルミニウム合金などで出来た衛星と比べ微小金属粒子の発生が少なく、成層圏などを汚染するリスクも低減するようです。
製作中の木造衛星は、縦横各10センチ、奥行き11.3センチ、重さは約1.1キロで、高度400キロ前後の地球低軌道に投入する予定。九州工業大が技術供与した電子基板やバッテリーなどを搭載します。最初は全て木製にする予定でしたが、ISSからの放出用にアルミのフレームを装着。太陽電池パネルやアンテナも外付けするのだとか。
設計には京大の学生15人が参加。2年生を中心に電源や通信、内部の温度測定などチームに分かれて作業を進めるのだそうです。木組みは文化財の修復も手掛ける黒田工房が担当。使う木材を決めるため、真空での耐性を評価する実験を地上で行っているのだとか。
今年度中には、ISSの日本実験棟『きぼう』にある船外実験プラットフォームの装置で9ヶ月間木材を宇宙空間にさらし、どのように劣化するか確認する予定。住友林業は、理論的考察などを基に1年間さらされても板の表面の消失は1ミリ未満で、実用に耐えると予測しているのだそうです。
木製の人工衛星……ちょっとその発想はなかったですね。宇宙船の中に大きな木が生えているのは『天地無用!』ってアニメで見た事はありますけど。
ゆくゆくは宇宙で木を育てて、人の居住空間に利用すると言う構想もあるのだとか。宇宙で木を育てるって50年くらいは宇宙船を維持しなくちゃいけませんよね。色々とボロくなるから維持管理が大変そうです(汗)。
素人の想像では木製故の耐久力とかが心配になるのですけど、専門家が計算で太鼓判を押しているので問題はないのでしょうね。人工衛星の中身は今までのものを参考に出来るから学生でも十分なものが出来上がりそうですが、気になるのは木組みの精度ですよね。プロの職人が作るならそこも心配無用なのかな。
まずは第一号の実験次第ですよね。どうか良い成果を残して欲しいものです。
この記事に対するコメントでは『素材とデザインともにあの『キテレツ大百科』に登場する発明品っぽい』とか『木材だけに
他には、実機で試さないと分からんものなぁとか、日本ならセラミック=瀬戸物で造れよと言うコメントもありましたね。
初の挑戦だけに心配するコメントが多かったです。専門家の人もその要素を無視している訳ではないと思うので、問題点はクリアしていると思うのですが……。まぁ何事もやってみないと分かりませんよね。多くの人の心配する問題が、どうか杞憂に終わりますように。
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