　今日の地元は晴れております。室温は執筆時で３１.５℃。残暑ですねぇ。夏が去っていくのは淋しいものです。夏を惜しむ曲と言えば『君がいた夏』が有名でしょうか。ミスチルのメジャーデビュー曲です。あの曲はやはり今くらいの時期に聴くのが一番正解なのでしょうね。またひとつ夏が終わる……か。

　オリパラ関係の話題も天気の話題も特にないので、この行を埋める情報も特にありません。まぁたまにはいいですよね。個人的な近況も語るほどのものもありません。強いて言えば、創作意欲が最近全然ないんですよね。困った話ですにゃー。

　ではまずコビッド関連の話題から。全国で２４９７６人、東京で、４７０４人、大阪で２８３０人、愛知で２１４１人、京都で６０８人の感染が新たに確認されたり、８月２５日までの１週間の未成年の新規感染者が過去最多の３０４２７人になっていた事が分かったり、愛知で９月１１日から接種券があれば予約不要の大規模接種会場を名古屋市中心部の繁華街・栄に開設する事が分かったり、米モデルナ製のワクチンに異物混入が確認されたり、急激な感染拡大によって交通や保育、ごみ回収と言ったインフラやサービスにも影響を及ぼし始めた事が分かったりと、ワクチンの異物混入は給食の異物混入みたいに製造工程で何らかのトラブルがあった説が有力のようですね。最新のワクチン製造工程でもそう言う事が起きちゃうんだなぁ……。

　さて、昨日は、東京で無免許で電動キックボードを運転中に信号無視をして人身事故を起こした女が書類送検されたり、愛知の稲沢市の名古屋鉄道大里駅付近を走行中の電車内で男性に向かってカッターナイフを突き付けた男が逮捕されたり、熊本大の浪平（なみひら）准教授と水産加工会社ジャパンシーフーズの共同研究チームが魚の寄生虫のアニサキスを高出力の電気で殺虫する方法を開発したりと、この他にも様々なニュースがありました。

　今回取り上げるのは、料金を改定した時にミスをして過徴収になった事が発覚した県がその分の料金を返還すると言う話題です。お役所らしい誠実な対応ですね。

　８月２５日(※執筆時)、愛知県は県指定管理者制度を導入している犬山国際ユースホステルで利用料金を過徴収していたと発表しました。のべ２３０３人から計３３０３円を多く徴収していたのだそうです。過徴収分は銀行振り込みで返還するといい、そのために最大３０万円程度かかる見込みなのだとか。

　県によると、２０１９年の１０月に消費増税のために利用料金を改定した際に、条例で決められた上限額を最大８円上回っていたのだそうです。今年の７月、利用料の調査をしていてこの誤りに気付いたのだとか。今月の２５日からは正しい料金で運営しているのだそうです。

　今後、対象者には文書を送り、謝罪するとの事。

　たった数円余分に請求していたからって、誰がクレームを入れると言うのでしょうか。私だったら何も言いません。お金が戻ってきても数円ですしね。それでもミスを認めて返そうとするその気持ちが大事なのでしょう。県がミスを放置してはいけませんものね。たとえ、そのための予算が過徴収の１００倍になったとしても……。

　このような反応をするのは日本くらいではないでしょうか。損得で言えば、思いっきり損してますし。日本には損して得取れって言葉もありますものね。私もこの記事を目にした時に数円の事にここまで手間を掛けるのは真面目すぎるんじゃないのかなとも思ったのですけど、ここまでするのが国民性なんだなと改めて実感した次第でありますよ。

　この記事に対するコメントでは『その程度の金額なら『返還希望の方は◯月◯日迄に連絡下さい。期日を過ぎて返還要請されずに残った過剰徴収分は、◯◯へ寄付させて頂きます。』でいいんじゃないか？』とか『ちゃんと間違いを認めるのは素晴らしい。それが出来ずに隠蔽して後々大事になってる企業が山ほどあるからね』とか『この３０万円は振込手数料だけのお話であって、連絡の為の通信費や謝罪文の郵送費、個人口座番号記載用紙の返送費用などは別計算。更に手続きの為の人件費も入っていないので、総額は多分５倍以上だな』などの意見が多くの支持を得ていました。

　他には、発覚した以上は返さなあかんのは分かるけど最大で８円戻ってもねとか、信用と言うのは数値では測れないからと言うコメントもありましたね。

　まぁこの返還にかかった費用って結局は税金なのだから、税金の無駄遣いとも言えます。ただ、そう言う無駄遣いをしてでも筋を通すのがお役所と言うもの。決まりがあるのでそれに従う。これもある意味お役所仕事なのでしょうね。