人間の味を知ってしまったか……

 今日(※執筆時)の地元は曇のち時々晴れって感じですね。室温は執筆時で29℃。窓を開けると風が入ってくるので割と過ごしやすい感じです。善き善き。

 第一生命保険の『大人になったらなりたいもの』の調査によると、大人になったらなりたいものに『会社員』と答える小学生が目立っているのだとか。在宅勤務となった親の姿を間近に見た影響や現実志向の高まりが指摘されているのだそうです。堅実志向ですねぇ。それもまた時代の流れなのでしょう。


 オリンピック関連の話題をひとつ。東京オリ・パラリンピック組織委員会が大会スケジュールを変更し、開会式の時間が3時間から3時間30分に延びると発表しました。それによって午後8時から11時の予定が11時30分までになるようです。また、閉会式については3時間から2時間30分に短縮され、午後8時から10時30分になりました。

 ウィルス関係の調整でそうなったらしいのですが、開会式の当日が暑い日でない事を願うばかりですね。試合前に体調が崩れては、選手も悔いが残るでしょうから。


 ではまずコビッド関連の話題から。全国で1778人、東京で660人の感染が新たに確認されたり、厚生労働省がオリンピックの事前合宿のため来日したウガンダの選手団から陽性者が確認された事に関して同じ航空機の搭乗者から感染者が見つかった事を明らかにしたり、大阪の箕面市の市内の民間病院で入院患者の男性にワクチンを誤って3回接種するミスがあった事が分かったりと、接種ミスはまだ発生してしまうみたいですね。現場の混乱ぶりがうかがえます。


 さて、昨日は、感染再拡大が東京都を中心に鮮明となりオリンピックの無観客開催を検討すべきだとの声が与党からも出始めている事が分かったり、三菱電機の杉山社長が鉄道車両向け空調装置などの検査不正問題の責任を取って辞任すると表明したり、北海道の羅臼町で6月に民家の敷地に侵入して飼い犬3匹を殺傷したヒグマが2018~19年に同町内で飼い犬を襲ったヒグマだった事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、北海道の山林で発生した痛ましい事件の話題です。熊さん、人間の味を覚えてしまいましたか……。


 7月2日(※執筆時)の午前10時20分頃、北海道福島町白符の山林で人の両脚が発見されました。足には引きちぎられたような痕があり、道警は前日から行方不明の70代女性が熊などの獣に襲われた可能性があるとみて調べています。


 同日午前9時頃に近隣住民から「知人の家族が昨日から帰って来ない」と言う届け出があり、捜索していた町役場関係者が両脚を見つけたのだそうです。

 現場は畑に近く、道警は近隣住民に注意を呼び掛けたほか、地元猟友会に出動を要請したのだとか。


 熊は貴重な生き物で森のボスなので殺すべきではないと言う考え方があります。それにも一理あるのでしょう。ですが、人を襲った熊は別です。人の味を覚えてしまった熊は人を襲うようになるので駆除しなければいけません。一度襲っても、それから人里に降りずに見つからなければ敢えて山狩りまでしなくてもいいかも知れません。その辺りの判断は地元の人の気持ち次第です。

 ただ、積極的に人を襲うようであれば、もう命懸けで戦うしかないですよね。


 それにしても最近の北海道は熊の出没例が多く聞かれます。今までとは何かが違うのかも知れません。自分の畑に行く事すら危険な事になってしまうだなんて。

 山で山菜採りに行って出会うのは不運の要素もありますけど、最近は街に出没したり、飼い犬が襲われたり……周辺住人の皆さんは不安が高まるばかりですよね。今後、更に熊が人里に降りてくる事がないようにと願うばかりです。


 この記事に対するコメントでは『人肉の味を覚えた熊は人を獲物として認識し再び襲うと聞いた事がある。 第二の犠牲者出る前に見つけて駆除しないとね』とか『両脚だけ見付けちゃった人も気の毒だね。 現場までは間違いなく熊が来てたんだし、二重に怖いわ』とか『三毛別羆事件。福岡大学ワンダーフォーゲル部ヒグマ事件。人を喰ったヒグマは一度では終わらなくなる。当分、この山には危険で入れないぞ』などの意見が多くの支持を得ていました。

 他には、これがヒグマの真実なんだよとか、武器を持たない人間は自然の中では食われる側にいる事を忘れちゃダメと言うコメントもありましたね。


 今回襲った熊を駆除しても、第二第三の危険な熊がまた現れるかも知れません。試される大地の試練は今後も続いてしまうのでしょうか。どうか本当に皆さんお気をつけて。今回亡くなった被害者の方に合掌。

 後、ハンターのみなさんが気持ちよく仕事が出来る環境もよろしくお願いします。要請があったから駆除したら逮捕されたとか、絶対おかしいですもん。

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