罰当たりな人間もおったものじゃ、嘆かわしい……

 今日(※執筆時)も地元はばらだんだだぬと晴れております。室温は執筆時で22.5℃。今日もぬっくう……。明日からまた寒は戻るみたいですけどね。

 そうそう、世界の16地域で『有給休暇の国際比較調査』をしたところ、去年に比べて世界的に有給休暇の取得日数が少なくなった事が分かったんです。その中で日本は去年とほぼ変わっていなかったのだとか。良くも悪くも日本らしい結果ですよね。


 日本で流行り始めてからずっと定番でウィルス記事を最初に持ってきてますけど、コビッド以降のパンデミックになるかも知れないウィルス情報が記事に載るようになってきました。ワクチンも出来て感染者数が減ってきたところで、第2第3の矢の準備も順調に用意されてきているのかも知れません。

 ヤバいウィルスのひとつめはやはりコウモリ由来の『ニパウイルス』です。長い潜伏期間と高い致死率が危険視されています。次にヤバいのが『鳥インフルエンザH5N8亜型』。このウィルスの人間への感染がロシアで確認されたのだとか。人から人への感染は確認されていないって話ですけど、もうこれ時間の問題ですよね。こっちも流行し始めたらヤバいです。試練は続くよ、どこまでも……。


 ではまずコビッド関連の話題から。東京で新たに272人の感染が確認されたり、河野行政改革相が慢性の心臓病や腎臓病など基礎疾患のある人への優先接種を自己申告方式で行う方向で検討している事が分かったり、岡山で国の重要無形民俗文化財の『西大寺会陽』が西大寺観音院で行われたのですけど今年は感染症予防のため争奪戦を中止してくじ引きで『福男』2人が選ばれたりと、 密になるお祭りはまだしばらく復活は無理そうですね。来年にはまたいつもの裸祭りが行われるようになっているといいですなぁ。


 さて、昨日は、閣僚らの2019年の政治資金収支報告書を調べていたらエルメスや高級和牛などの様々な贈り物が政治活動費として計上されていた事が分かったり、岐阜の国道で朝の4時に軽自動車が田んぼに転落して乗っていた高校生2人死亡してしまったり、北海道東部の置戸町で町の苦難を基金設けて打破して欲しいと70代夫妻が2千万円を町に寄付した事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、あまりにも罰当たりな事をやらかしてしまった爺さんの話題です。この人、信仰心とか最初からない自己中な人みたいですね。


 2月17日(※執筆時)福岡県警門司署は北九州市門司区の和布刈めかり神社の稲荷社に奉納されたキツネの置物を盗んだとして、作業員の男(63)を窃盗容疑で小倉区検に書類送検しました。

 当日、男は近くで釣りをしていたのですが何も釣れず、帰りに神社に立ち寄ってさい銭を盗もうとしたものの、それも断念。そこで「(キツネを)持ち帰って自宅に飾りたいと思った」と容疑を認めているのだそうです。


 捜査関係者によると、男は2020年11月10日の午後9時頃、和布刈神社の境内にある稲荷社に飾られた陶器のキツネ4個(計約6800円相当)を盗んだ疑いがあります。稲荷社に飾られた2対(計8個)のキツネの置物の内の1対を自宅に持ち帰っていたのだとか。


 盗難に気付いた神主が境内の防犯カメラを確認すると、これまでも繰り返し神社を訪れていた男の姿が映っていたのだそうです。盗難から2週間半後の11月28日に再び神社に現れた男を神主が見つけて問い詰めたところ、男が窃盗を認めたため通報。盗まれたキツネの置物は後日、警察を通じて無事に神社に返されたのだとか。


 神主によると、置物は稲荷社に足しげく通う参拝者からの奉納品。神主は「大事な思いが寄せられたもの。盗んだ事を十分に反省して欲しい」と話しています。


 いやはや、罰当たりな爺さんもいたものですね。釣りで何も釣れなかったのが発端のようですけど、普通そこから賽銭を盗もうって考えになります? なりませんよね。この人は他人の物は自分のものって言うジャイアニズム思想に感染していたんですよ。ああ、恐ろしい恐ろしい。


 もしこの人に前科がないなら、今まで人にバレないような微妙な盗みをこっそりと続けていたのでしょうね。だからナチュラルに罪悪感もなく平気で神社の狐も盗めるのでしょう。普通出来ませんもん。誰も見ていなくても。バチが当たらなくて何よりです。こうやって記事にまでなった事がバチにあたるのでしょうけど。


 この記事に対するコメントでは『う~むアホだなこいつは。お狐様の恐ろしさを知らないな。お狐様=稲荷はきちんとお祀りしないと祟られるぞ。個人が興味本位で自宅敷地に稲荷神社を建てるのは非常に危険だ』とか『罰当たりな奴やなぁ。さい銭盗もうとするわ、キツネの置物盗むわ。ろくな人間じゃないな。こう言う奴は絶対反省なんかしない。絶対また同じ事するやろうな』とか『いい度胸してるな。お稲荷さん自身は人格者なので祟ったりしない。怒らせると怖いのは眷属のお狐さんなんだよ。それとヘイトに利用する人間もお狐さんの怒りに触れるよ?』などの意見が多くの支持を得ていました。他には国籍を透視している人やら、こんな人が最近増えてきているよねって悲しんでいるコメントもありました。


 長く生きて人格的に立派になる人もいれば、そうでない人もいる。同じ経験をしても受け取りかたはその人によって違います。せめて私達は、悪質な事件を反面教師に出来るようでありたいものですね。

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