動くアイコラだって? もうそんな時代なのか……

 今日の地元はちょい曇ってたかな。室温は執筆時で28℃。って言うか、もうすっかり夜になってますがな……どうしてこうなった……。

 実は、昨夜は寝落ちしてしまい、昨日寝る前にやるべき作業を起きてから頑張ったらそれが終わったのが今日の11時過ぎだったんですよ。それでまたゴロン横になったら次に起きたのが16時でね。それでこんな有様ですわ。


 ちなみに、夜にするべき作業はパレットと脳内雑談と近況ノートとコメント返信とフォロワーさんの更新チェックとコメントと自主企画の参加作品を読む事、それらが終わったらいつも巡回しているサイトのチェック。うーん、忙しすぎて目が回るじゃん。

 で、これらを終わらせるのに早くても5時間はかかるんす。新作小説とか夜に書ける訳がないって言うね。後、5時間の内の3時間はパレットと脳内雑談なので、この2つがいらねーんですナ。まぁ書き続けますけど。趣味なので……好きなので……。


 ではまずコビッド関連の話題から。アメリカのトランプ大統領夫妻の陽性が確認されたり、国内で542人、東京で196人の感染が新たに確認されたり、早ければワクチン接種が来年の年明け早々から開始予定になる事が分かったり、総務省が8月の完全失業率(季節調整値)が前月から0.1ポイント上昇して3.0%になったと発表したり、広島でウイルスに感染して82歳で死亡した女性の遺族が訪問介護事業所の運営会社を相手取って4400万円の損害賠償を求めて広島地裁に提訴した事が分かったりと、この中では最後の介護事業者への提訴が気にかかりましたね。あんまりこう言う事をすると介護を誰もやらなくなってしまいますよ……。遺族の気持ちも分かりますけど、誰も幸せにならない気がしますなぁ……。


 さて、昨日は、日本学術会議で新会員として推薦した105人の内の6人が菅首相によって任命されなかった事が分かったり、福岡で母親を刺殺した長男が殺害後に母親の貯金を引き出して遊興費で使い込んでいた事が分かったり、山口で第一生命の80代の元生保レディが架空の金融取引を複数の顧客に持ちかけて19億円を着服していた事が分かったりと、この他にも様々なニュースがありました。


 今回取り上げるのは、最新技術を使ってやらしい架空の映像を作って儲けていた人達の話題です。まさか、アイコラで動画が作られる時代になっていたとはね……。


 10月2日(※執筆時)、警視庁と千葉県警はアダルトビデオの出演者の顔を芸能人とすり替えた動画をインターネット上にアップしたとして、男2人を名誉そんと著作権法違反の疑いで逮捕しました。こうした動画で立件されたのは全国初なのだそうです。


 同庁によると、逮捕されたのは熊本市の大学2年生林田拓海(21)と、兵庫県のシステムエンジニア大槻隆信(47)の両容疑者。ネット上で『ディープフェイク職人』と呼ばれ、人工知能を使って精巧な偽動画を作製していたのだそうです。

 林田容疑者は「金を儲けたかった」、大槻容疑者は「ネット上で評価を得るために作製した」などと供述しているのだとか。


 警視庁保安課によると、林田容疑者は2019年12月~今年7月、AV出演者の顔を2人の女性芸能人とすり替えた動画を自身が運営する有料サイトに掲載し、不特定多数の人に2人が出演しているように印象付けて名誉を傷つけた他、制作会社の著作権を侵害した疑いがあります。


 大槻容疑者は今年4~7月、同様の動画を海外のサイトに載せ、別の2人の女性芸能人の名誉を毀損するなどした疑いもあるのだとか。被害者がAVに出演しているかのように見せかけた事から、警視庁などは名誉毀損に当たると判断したようです。

 ネット上では、同庁が確認しただけで、女性芸能人約200人分、3500本以上のディープフェイク動画が公開されているのだとか。


 一昔前に卑猥な画像にアイドルの顔を合成するアイコラが流行った事がありました。今回逮捕されたものはそれの動画版ですね。いつの間に動画でも可能になっていたんだ……全然知らなかったぜ……。いやはや、技術の進歩はすごいですね。

 私もディープフェイクの技術自体は知っています。ただし、動画アイコラの件は知りませんでしたわ。芸能人動画に全く興味がなかったと言うのもありますけどね。


 この動画を買った人はフェイクと知っていて購入していたのか、マジで芸能人動画が流出したと思っていたのか、そこが気にかかりますな。ただ、多分ですけど、フェイク動画は見たらフェイクって分かるはずなんです。表情はうまくごまかせたとしても、そもそも声が本人じゃないでしょう。どう言う感じなんかな?

 だからフェイクと分かっていて見ているとするなら、それ空しくならんのかなと思ってしまうのですが……。アイコラ画像の時点でも需要があったのだから、そこは気にしちゃダメなのでしょうな。


 嘘だとしても、そう言うものを流されたら使われた芸能人に悪いイメージがついてしまうから逮捕も当然だと思います。こう言う犯罪は中華系が仕込んでるとばかり思っていたから、日本人が作っていると知ってちょっとびっくりですよ。って言うか、アイコラ動画は日本人らしい発想と言えるのかも知れませんね。


 この記事に対するコメントでは『名誉棄損以外に捕まえられないと言う法の不備よね。デジタル庁に望むのはこう言う法整備も一緒にやって貰いたいものだと思う』とか『やってる事は双方向に失礼な行為で取り締まられるべきだけれど、技術面では大したものだと感心する。千鳥のノブのやつ観て素直にすげーと思ったもの』とか『顔を消されたAV嬢は被害者じゃないのか?』などの意見が多くの支持を得ていました。そんなモノ見て何が楽しいんだとか、需要があるものは残り続けるってコメントもありましたね。まぁ、アングラな感じでバレないようにしていれば、今後も作られ続けるのかも知れません……。


 このアイコラ動画、同日に京都でも同罪で製作者が捕まっているんですよね。意外と同業者は多いのかも知れません。警察としては見せしめの意味も大きかったんだろうなと言う気がしますね。

 後、制作に使ったマシンが記事に出ていたのですけど、もろゲーミングPCでしたわ。高性能マシンと言えばゲーミングタイプになるのは必然だからね、仕方ないね。毎日ピカピカ光らせながら作ってたんだろうなぁ(汗)。

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